長すぎたﾌﾟﾛﾛｰｸﾞ［恋］ (ページ27)

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．ページ27

目黒「じゃあ、」

まだお皿を片手ずつ持っているAの腰に手を回し

グッと俺の方に引き寄せた。

目黒「どういうのだったらいいの？」

密着してさらに恥ずかしいのか

また赤くなっている

本当に可愛いな

「ホ、ホホホワイトソースが焦げるので離してください… 」

目黒「 Aからキスしてくれたらいいよ」

なんて言う俺の言葉に対して

全力で首を振るA

目黒「じゃあホワイトソースはまる焦げやな」

「それはダメ！」

今度は困ったように眉を

八の字にして俺を見上げてくる

ふっ、ますます可愛いんだけど(笑

目黒「じゃあ一択しか無いね？」

ムゥと言うような顔をしては

横目でホワイトソースの容態を確かめる

目黒「さあ、どうする？」

すっげえ考えてるし(笑

あーでも、Aの事だから頬にキスしそうだな

ほらほら、ハッ！てひらめいたみたいな顔した

目黒「言っとくけど頬は無しだよ～」

「何でですか！」

それ見ろ、言わんこっちゃ無い

目黒「口が良いもーん」

「蓮さんのアホ」(ボソ

Aは聞こえんくらい小さい声でなんか呟いて

ギロっと俺を睨む

目黒「早くしないとホワイトソースがブラックソースに変わっちゃうよ」

「わ、わかってますよ！/// 」

俺そうとう好きだな、、

こんなに誰かのこと可愛いから虐めたいって

思ったの初めてだし

なんなら今更自分のS気質に気づいた

「い、一回だけですからね？// 」

うんうん、と頷くと

ちょっと背伸びをして

チュッと、本当に軽いキスをしてくれた

Aからの初めてのキス！

形はどうにせよ嬉しい…でも、

目黒「 …物足りないんだけど」

焦れったいから俺の方からまたキスをした。

長くて深いやつを。

目黒「これくらい、してくれなくっちゃ」

「 …/// 」

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