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． ページ14
【Aside】
蓮さんは一体何を考えて居るんだろうか
��会いたかった��なんかそんな甘い言葉、
簡単に言うなんて...。
目黒「チューしよ」
耳元に彼の口が当たっているから
吐息がかかってくすぐったい
「あ、...あの」
あと数センチで当たりそうだった唇を彼から遠ざける
あの日、私が条件を受けいれてしまったのは
完全に流されたからだと思うの。
後で冷静に考えたけど、こんなのまともじゃないよ
目黒「嫌...なの？」
最近よくテレビで見る蓮さんとは違って
キョトンと目じりの下がった子犬のような表情。
私はきっとこの顔に弱いのかもしれない。
断ろうと思っていたのに
一瞬で出来なくなるんだ。
彼の質問に対して、首を振ると
安心したように彼は微笑んで唇を重ねてきた。
この前より優しくて、
心の奥が締め付けられる感覚に陥った。
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作者名：たまゆき | 作成日時：2020年1月12日 10時
