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【目黒side】
俺には好きな人がいる。
若いのにしっかり者で、礼儀正しくて賢い
可愛いのに時には綺麗で、つい触れたくなる人
目黒「うま...」
��温めて食べてください��
そう書かれた紙の横には
いかにもバランスの整った和食が作ってあった。
俺はそれを1人で食べる。
最近嬉しいことにデビューをしたんだけど
仕事がだいぶ忙しくなった。
家を出るのは早朝だったり、
帰るのは日付の変わる頃だったりと
比較的家より外出が多くなった。
だから、Aとも時間が合わない....
同じ家に住んでるのに会えないなんてやだな
これじゃ一緒に住んでないのと何ら変わりないもん
なんて思っていた時＿＿＿
眠そうに目を擦りながら
キッチンの方へやって来たA。
どうしたんだろうと目で追うけど、
俺の存在には気づかず水をコップに注ぎ始める
俺はそんな彼女の後ろに静かに回って、
抱きしめた。
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作者名：たまゆき | 作成日時：2020年1月12日 10時
