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「ただいまー」


と、善逸が一言を発した途端ドタドタと廊下から一直線に走ってきた炭治郎


「遅いぞ2人とも!!どれだけ心配したと思ってるんだ!!」


「う、ごめんなさい…」


「Aはともかく善逸!善逸はダメだ!女の子連れて夜遅くまで帰ってこないとは何事だ!?」


「ひ、ひいいいごめんなさぁぁい!!」



隣で善逸が炭治郎に叱られている最中、奥の襖から伊之助さんが様子を伺いにきたのか頭だけ出してこちらを見ていた


伊之助さんももしかして心配してくれたのかな?



「はぁ、Aも今度からは気をつけるんだぞ?」


「もちろん。色々とごめんね、炭治郎」


「反省したなら早く寝る事。善逸、お前もだぞ。その格好だと任務に当たってたんだろう?風呂に浸かった後すぐ寝る!いいな!」


「ほんと母親みたいだなお前…」



やっと炭治郎は家にあげてくれた。プンスカと頬を膨らませる炭治郎の横を通り過ぎると、



「あれ、A?」

「ん?なに?」

「いや、その…」


炭治郎が何かを言いかけた時、善逸が遮るようにして間に割って入ってきた


「あのさぁ、炭治郎。禰豆子ちゃんに明日Aを紹介してもいい?」


「え?あぁ、全然構わないが…」


「そ、よかった。じゃあA早く先にお風呂入っちゃってよ」


「うん…」



……凄く不自然な入り方だった

まるでその先は言わせないとでも言わんばかりに。


ていうか禰豆子ちゃんって…!?






脱衣場に行くとおばあさんが待ち構えていた

衣服と下着を用意してくださったようだ



「夜遅くに迷惑をおかけしてすみません…」


「いえいえ。ご無事でなによりです」



おばあさんには、3人に恩を返す事が自分への恩返しだと言ってくれたけれど、ここまでしてくれるのに直接何も出来ないのはちょっとこそばゆいな…







お風呂から上がり、善逸に次どうぞと促す。

軽く返事をして向かっていった善逸のいた部屋には何故か布団が2つ敷かれていた。


……あ、伊之助さんか炭治郎だよね!うん


ていうか私が来る前は3人一緒の部屋で寝てたって聞いたし


そうだよいくら話をすると言っても一緒に寝るわけじゃないんだから!



今まで使わせてもらっていた部屋のふすまを開けると、布団が敷かれていなかった


「あー、今日は違う部屋かな?」


そしてそれぞれの部屋を開けるも布団が敷かれた部屋は炭治郎の部屋と伊之助さんの部屋、そして善逸の部屋のみだった。


……いや、え???

16 善逸side→←14



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設定タグ:鬼滅の刃 , 我妻善逸   
作品ジャンル:恋愛
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なつな(プロフ) - めーぷるさん» どうでしょうかね…?((コメントありがとうございます!! (2019年12月21日 0時) (レス) id: 9003ee59c3 (このIDを非表示/違反報告)
なつな(プロフ) - 夢衣さん» そう……です!!!← (2019年12月21日 0時) (レス) id: 9003ee59c3 (このIDを非表示/違反報告)
めーぷる - まさかまさか、夢主鬼説…?違うか…。 (2019年12月17日 22時) (レス) id: 565358e56d (このIDを非表示/違反報告)
夢衣 - 22話の善逸のセリフって!!!!もしかして伏線だったりするんですか!?!? (2019年12月17日 8時) (レス) id: 49eb77c72b (このIDを非表示/違反報告)
なつな(プロフ) - 美波音さん» わぁぁあ久しぶりのコメントありがとうございます!!!!!!!!!受験生なので更新する間がだいぶ空いちゃうかもしれませんがゆるゆる頑張ります! (2019年12月11日 20時) (レス) id: 9003ee59c3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:なつな | 作成日時:2019年9月1日 16時

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