red 21 ページ22
MVのヨンベがこちらに流し目を送る。
“この目っ〜！！ここにいるのは本当に本物？”
画面の手前
ヨンベの肩を叩きながらキャーキャー騒ぐA。
ヨンベは伸ばしかけの前髪をかき分けて…
見つ合う二人。
Y｢どぉ？｣
キメ顔してんじゃねーよ！
顔近いし！
『ヨンベお前…俺の前でよくイチャつけんな。』
“ジヨン！イチャついてないし！変なこと言わないで！”
なっ…！
D｢ヒョン…青筋立ってますよ？｣
もうやだ！
キッチンに戻り俺の選択ミスを嘆いても時は戻らず。
朝、病院から休めと連絡があったと聞いて
ジンヒョンに必死で頼み込んだ。
晴れてオフにしてもらった俺は
店に詳しいテソンに連絡して…アイツが着いてくるとは。
D｢ヨンベヒョンとAちゃん、いつの間に？
Aちゃんって誰にも懐かないと思ってました。｣
俺もだよ！
D｢さぁ！食べますよ！
栄養にもお肌にもここの参鶏湯が１番！テイクアウト並んだんですよ〜！｣
“ありがとうございます、テソンさん！”
D｢ヒョン。これ凹みますね。｣
ふっ。
D｢でも！
あのスンリを、“イさん”って呼んでました。
僕まだマシ〜！｣
イさん！…ふふっ。
“熱っ！ 痛っ！！”
え？！
Y｢え〜！熱くないだろ！大丈夫？！｣
目の前で
もがくAをなだめるヨンベ。
も〜！
『どっちだよ、MV集持ってきたの！』
Y｢え？俺だけど？
A、暇だろうと思って。｣
“ありがとう！トンヨンベ、気が利くね〜！”
A？
今Aって言った…？
D｢ヒョン、口開いてますよ。｣
『さっさと帰って仕事しろよ！』
Y｢お前に言われたくないよ！｣
“本当に大丈夫なの？急に休んじゃって…”
D｢デキル男ですから。明日から挽回しますよね。｣
『心配しなくても、大丈夫だから。』
不安そうなAの頭に思いを込めてぽんと手を置いた。
Y｢きゃ〜！｣
D｢ヒョン甘ぁ〜い！｣
『うるっせーよ！もうマジで帰れっ！！』
煩いのを送って戻ったら
飽きもせずソファで俺達の映像を見てるA。
隣に座ると肩に心地いい頭の重み。
“ジヨン、皆に愛されてるね。”
『そぉ？』
“呼ばれる心配なくジヨンと一緒にいれるなんて
悪い事してるみたい。”
悪戯っ子みたいに笑う。
『なんだよ、それ。』
俺の腕にぎゅっと掴まるAは可愛い。
“でも怖い。
でも、幸せ…”
ん？
腕の力が弱まった。
出た！…寝た？！
『はぁ〜。』
まぁいいか。
今日はたっぷり時間もあるし。
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feliz(プロフ) - shinoさん» shinoさん☆わぁ今度絶対お邪魔します☆☆ありがとうございます！！ (2019年9月20日 8時) (
レス) id: 01e916ca84 (このIDを非表示/違反報告)
shino(プロフ) - felizさん» felizさんのペースでがんばって下さい^_^！私もいくつか作品書いたので、滞る気持ち分かります。笑。 (2019年9月19日 9時) (レス) id: 6eccd5753e (このIDを非表示/違反報告)
feliz(プロフ) - shinoさん» shinoさん！！コメントありがとうございます*^∇^*♪あの雰囲気が…たまらないんですが(笑)☆読み返す度、拙い文章を思い知らされますが思い入れのあるお話なので嬉しいです！最近滞り気味ですがshinoさんのおかげで復活です！また気が向かれたら読んで下さい☆ (2019年9月19日 8時) (レス) id: 01e916ca84 (このIDを非表示/違反報告)
shino(プロフ) - はじめまして^_^とても楽しく読んでいます。ジヨンの事、雰囲気イケメン！私もずっとそう思っていたので、同じだ！と思って、ついコメントしちゃいました！これからも、楽しく読ませて頂きます。 (2019年9月18日 17時) (レス) id: 6eccd5753e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：feliz | 作成日時：2018年10月15日 22時
