white 10 ページ10
コンコン。
Y｢はい！｣
“え？あっ失礼しました！”
Y｢先生！いえ！大丈夫です。ジヨンとは家族みたいなもんなんで。｣
“そうですか？ならちょうど良かった。
クォンさん、まもなく退院出来ますよ！
退院の日はマネージャーさんと相談ですが。”
『え？』
“良かったです！
さすが、体力があるから回復も早い！
まだリハビリは必要だし、腕のギプスも取りに来ていただきますが、もう入院の必要はありません。”
Y｢ジヨン！｣
D｢ジヨンヒョン！｣
Y/D ｢｢よかった！！｣｣
退院…。
全然よくない。
冗談じゃない。
だからか。
今日のAちゃんは、また病院の名前の入った黒の上下。
『天使だと思ってたのに、実は悪魔だったんだね。』
昨日の事は、なかったことにされてそうだし。
D｢ジヨンヒョン、またわけわかんないこと言わないで下さい。｣
“嬉しくないんですか…？”
D｢あー大丈夫です！
ヒョンは何でも深刻に考えるんです。
ほんと難しく考えすぎ！
早死にしますよ！
でも、この理屈っぽいところが、女の子はカリスマ的に見えるのかなぁ…
僕は嫌ですけど。｣
『言いたい放題だな！！』
D｢だって事実でしょ。
先生のことも、もっとストレートに口説きゃいいのに。｣
“…？！
あの！では！ 私はこれで。
退院の詳細は明日、マネージャーさんがいらしたら、相談しましょう。”
『テソン…今すぐシンヒョン呼んでくれ。』
TP｢ジヨン、何考えてるんだ？｣
『このまま、大人しく退院は出来ない。』
D ｢…そうですか。
でも、ヒョンのそうゆう顔、久しぶりに見ましたよ。
俺も、応援します。｣
Y｢ほどほどに、だからな。｣
『じゃあ…さ…』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 193人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：feliz | 作成日時：2018年8月31日 22時
