【d!】うちのヒロインに何か御用で？

桜と飛行機と一目惚れ　zm ページ8

zm side.

現在進行形で俺を睨んでいるのは想い人のA。普通好きな人に睨まれるというのはあってはならない()光景なのだがAは俺ら(生徒会)に対して反応したらいい方。返事？は？←
レベルだった。(最近は挨拶も返してくれてる。)
なんせ彼女は西條のガチセコム()常にお前ら寄ってくんな。○すぞ。みたいなオーラ出したるけど実際用があるのは西條よりAの方が多い。(あと○すぞオーラは西條の方が出す量多い←)

彼女は何だかんだ言って優しい。
今だって○す。と言わんばかりの目線は向けられているが俺の方を向いて構ってくれている。
初めて会った時もそうだった。


見知った顔ばかりで入学式にも飽きてきた頃、まだ咲き始めたばかりであろう桜の木に登る。
飽きてきたとはいえ、1人は寂しい。
ので、手身近にあったテスト用紙(点数は察してくれ)に構って。と書いて紙飛行機にして飛ばした。
まぁ、帰ってくることは無いだろうからただの気休めなのだが。
そんな事を考えながら木の上でうとうとし始めた頃何かがお腹辺りに当たった。

zm「…？」

これ、さっき俺が飛ばしたやつやん。となり開いてみる。すると

【入学式からサボりとはいい度胸だね。赤点くん。フードを取ってごらん。多分驚くよ。】

誰かは分からないが綺麗な字で書かれた文字があった。
フードを取ると桜の花弁がばっさぁ！と降ってきた。ポカンとしながら少し上を見るとケラケラと笑う女＿恐らく紙飛行機はこいつが飛ばしたのであろう＿が居た。

所謂一目惚れ。だろうか。
そこだけ時間が遅くなったかのようにゆっくりだった。笑う彼女から目が離せなくて、綺麗だと思った。

一頻り笑った後、彼女がこっちを見ることは無かったが未だ自分の頬に熱が集まっているのが分かる。
少し恥ずかしいなぁ…なんて。


あの日と同じように今年も咲くであろう桜の木の上で座る。
気付けばもうお昼休みだ。さぁ、彼女を迎えに行こうか。



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文の書き方が不安定過ぎてヤヴァイ…

ただただ不機嫌→←さてはオメー生徒会だな？

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