第二十二話 ページ25
炎の広場へ向かう途中、俺はタクミに話を聞いていた
貴「なあ、タクミ」
タ「何？ハクロ姉さん」
貴「カムイと、アクアの事…嫌いか…？」
タ「！！
……うん、あまり好きじゃない」
貴「じゃあ、俺の事は？」
タ「それは、ちゃんと姉さんとして認めてるよ」
貴「そっか……
タクミは優しいね」
タ「！？///」
貴「？…どうした？顔、真っ赤だぞ？熱でもあるのか？」
俺は熱を計る為、タクミの額に手を置いた
そんなに熱くはないな
タ「///いや、大丈夫だってっ。それより、何で優しいなんて…」
貴「だって、君の父の事をちゃんと気にかけているっていう事だろう？」
タ「…」
貴「…ごめん。ちょっと酷な話だったかな…
でもさ、タクミが嫌なのは暗夜の者なんだろう？
理由はその暗夜の者に父を……
殺されてしまったから……」
タ「……」
貴「別に仲良くしろとまでは言わないよ。…タクミの性格じゃ、ちょっと難しいだろうし」
タ「え、最後の何だよ」
貴「ははっ冗談だよ。でも、俺は信用し合って欲しいな」
タ「何で姉さんがそんな事気にするんだよ？」
貴「血は繋がってないけど、仮にも弟だろう？皆と仲良くしてもらいたいと、俺は思う」
そうでないと、あの人の二の舞になってしまうから…
タ「……
……姉さんがそこまで言うんだったら、一緒に戦うくらいはしてやるよ」
貴「ふふっやっぱりタクミは素直じゃないな」
タ「なっ、別にいいだろっ」
貴「はいはい、そういう事にしといてやるよ…くくっ」
タ「…今笑っただろ」
貴「あ、バレてた？」
タ「ハァ…当たり前だろ」
貴「まあいいや。タクミ、皆の所行こう？」
タ「分かってるよ」
貴「そういう所も素直じゃないなあ(笑)」
タ「なっ…」
こんな感じで終始俺は笑いながら、炎の広場へ行った
何か…恐ろしい予感を感じながら……
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ダサクシャ522 - 辛いことがあったんですね…私も辛いことがあったら小説を更新停止にします…とにかく無理せずに精神面も体の面も大事にしてくださいね！ (2017年9月16日 18時) (
レス) id: 577bbc7a82 (このIDを非表示/違反報告)
有里雨(プロフ) - 面白いです！！色々大変だと思いますが更新頑張ってください！まってます (2017年8月7日 23時) (レス) id: 797ceb749e (このIDを非表示/違反報告)
カルシウム(プロフ) - あなたが、feifが好きじゃないことはよく分かりました (2017年4月11日 15時) (レス) id: 82d6a08cf7 (このIDを非表示/違反報告)
白赫 - コメントありがとうございます！！最近は卒業式の準備やらで、なかなか更新出来ていませんが、終わったら一気に更新する予定です！ (2017年3月15日 18時) (レス) id: f2ffb740b2 (このIDを非表示/違反報告)
黒雪 - 面白いです。更新頑張って下さい！ (2017年3月13日 5時) (レス) id: 6a9381c922 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白赫 | 作成日時：2017年3月4日 0時
