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第二十一話 ページ24

俺達が城下町を歩いていると、タクミと、アクア、カムイが話しているのが見えた


何か不穏な雰囲気だったので、人混みに紛れて、聞き耳を立てていた


タ「アクア、それとカムイ…兄さん、と、今は呼んでおくよ。母上もそれを望んでいるようだからね」

カ「…………」

タ「調子にのるなよ…?僕はあんた達二人を信用してないからな」

タクミ…やっぱり、信用出来ていなかったのか…

ア「タクミ……」

タ「気安く呼ぶなって言ってるだろ。あんたは、父上を殺した暗夜王国の王女なんだ。信用できる筈がない。
カムイ、あんたも同じさ。その年まで暗夜王国の王子だったんだ。今更…」

カ「いや…矛盾しているぞ、タクミ」

タ「なに?」

カ「その理屈なら、俺と同じだけこの白夜王国で暮らしてきたアクアは、すっかりお前達の仲間の筈だろう?」

タ「…ふん。兎に角、僕はあんた達を信用してない。それを言っておきたかっただけさ。」


『信用してない』


俺が直接言われた訳では無いが、仮にも弟の事だ。少し不安になる…

後で言っておいた方が良さそうだな…


サ「カムイ兄様…こ、これっ、お口に合えば…このお団子、甘くて美味しいんです。
皆の分も、はいっ」

カ「ありがとう、サクラ」

サ「は、はいっ!」

カ「…………」

カ「なあ、サクラ。俺はお前と同じくらいの年の女の子を知っているぞ」

…エリーゼの事だろうか…

サ「えーっ、だだ、誰ですか?
カムイ兄様のそのっ、そのっ、

こ、恋人とか……」

カ「え、いや、そういうのでは……」

ヒ「さあ皆、そろそろ時間だ。『炎の広場』に向かおう。

……ハクロは何処だ?」

ああ、そうだった。隠れていたんだったな

貴「俺は此処にいるぞ」

ヒ「ああ、居たのか。じゃあ行こう」


姉さんの掛け声で、俺達は広場へ向かった

第二十二話→←第二十話


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ダサクシャ522 - 辛いことがあったんですね…私も辛いことがあったら小説を更新停止にします…とにかく無理せずに精神面も体の面も大事にしてくださいね! (2017年9月16日 18時) (レス) id: 577bbc7a82 (このIDを非表示/違反報告)
有里雨(プロフ) - 面白いです!!色々大変だと思いますが更新頑張ってください!まってます (2017年8月7日 23時) (レス) id: 797ceb749e (このIDを非表示/違反報告)
カルシウム(プロフ) - あなたが、feifが好きじゃないことはよく分かりました (2017年4月11日 15時) (レス) id: 82d6a08cf7 (このIDを非表示/違反報告)
白赫 - コメントありがとうございます!!最近は卒業式の準備やらで、なかなか更新出来ていませんが、終わったら一気に更新する予定です! (2017年3月15日 18時) (レス) id: f2ffb740b2 (このIDを非表示/違反報告)
黒雪 - 面白いです。更新頑張って下さい! (2017年3月13日 5時) (レス) id: 6a9381c922 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:白赫 | 作成日時:2017年3月4日 0時

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