7、朝と予言。 ページ12
カーテンの隙間から
細く細く
眩しい朝日が
入っている。
寝返りをうって
反対側にいた
ジンの方を向くと
ジンはまだ
ぐっすりと
眠っていた。
A「ふふ、かーわい」
ﾁｭｯ
唇先が触れるだけの
かるいキスをすると
ジンの瞼が開いた。
ジン「ん…A…もっと…」
A「…しょうがないなぁ」
ジンのお望み通り
再びジンの唇に
自分の唇を押し付け
唇を割って
ジンの口内に
舌を入れて
ジンの舌と絡ませる。
A「ん…ぁ……ふぁ…っ」
ジン「……ぁ…ん……」
しばらくして
そっと唇を離すと
色っぽいジンの顔が
近くにあった。
A「ジン……好き」
ジン「ふっ、俺も」
A「…私、幸せものだなぁ…」
ジン「なんで？」
A「だって…、朝起きたら
愛しい人が隣にいるんだよ？
これ以上の幸せはないよ…」
ジン「ふっ、そうだねぇ」
するとジンは
目を細めて、
ジン「このままずっと
一緒にいれたらいいな」
なんて
らしくもないようなことを
口にした。
＿こわかった。
まるでこれから起こることを
予言するかのような
その言葉も。
少しだけあがった
その口角も。
言った直後に
こちらを向いた
意味あり気な
その瞳も。
……けど私は
黙って頷くしかできなかった＿。
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藍鈴(プロフ) - ゆらさん» ほんとですか？！ありがとうございます！！笑 了解しました！笑 暫しお待ちくださいませ〜っ笑笑 (2017年9月1日 19時) (
レス) id: 8789495cca (このIDを非表示/違反報告)
ゆら - 高評価しました！逆バージョンお願いします！w (2017年9月1日 19時) (レス) id: 68458d7cbb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藍鈴 | 作成日時：2017年8月21日 20時
