6、ごめん。 ページ9
あのあとのことは、あまり、覚えていない。
気がつくと、自分の家の自分の部屋の自分のベットの上にいた。
昼は何を食べたのか、そもそも食べたのか、午後の授業はどんなだったか、そもそも午後の授業に出たのか、家まではどうやって帰ったのか、そもそもいつ帰ってきたのか。
…………全然覚えていない。
ふと、携帯が目に入った。
千晃A、いつ帰ったの!?授業にも来なかったし!ていうか、財布とか鞄とか教室にあるんだけど!!ほんとにどういうこと!?…とりあえず、先生には、気分悪いので早退しましたって言っといたけど……。
私…鞄とか教室に置いたまま帰ってきたんだ……。
A色々ごめん。その辺のことはあまり覚えてないの。私もよくわからない。ほんとごめん。
送信、と……。
…………あ、返信来た。
千晃いや、別に大丈夫だけど…。あっ、そういえば、鞄とかどうしたらいい?Aの家まで届ける?
藍鈴うん…、お願いしてもいい?
千晃りょーかい!今丁度授業終わったから、もうすぐで届けられると思う。明日、何があったのか聞かせてよ?
Aありがと。わざわざごめん。うん。わかった。明日、ちゃんと話すから。
…真司郎からは、一つもLINEは来ていなかった……。
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藍鈴(プロフ) - 理衣さん» あたたかい言葉、本当にありがとうございます！とても幸せな気持ちになりました！m(_ _)m いつか必ず、また戻ってきます…！その日まで、待っていてください……！！(*_ _)人 (2017年7月12日 19時) (
レス) id: 8789495cca (このIDを非表示/違反報告)
理衣(プロフ) - 又、戻ってきてください！いつまでも、待ってます！ (2017年7月11日 21時) (レス) id: ae62cc357e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藍鈴 | 作成日時：2017年4月29日 23時
