12、ショッピングセンターで見かけた“もの”。 ページ19
LHRが終わり、帰る準備をしていると、千晃が話しかけてきた。
伊藤「ねねっ、A。今日、新しくできたショッピングセンターに行かない？」
A「うん、行く」
伊藤「やった！じゃあ行こ〜」
……そして、その新しくできたというショッピングセンターにやってきた。
伊藤「私、服欲しいんだよね〜。A、選んで！」
A「へ…？……私、センス無いよ？」
伊藤「何いってんの！Aセンス大ありじゃん！！いいから選んでよ〜」
…千晃に頼まれちゃったら断れないしなぁ……。
A「……うん、いいよ」
伊藤「やったぁ〜！」
そして、私が選んだのは、……
白のシフォンブラウス、
黒のモモンガ型のカーディガン、
ワインレッドのハイウエストのミニスカート、
黒のゆるいニーハイ、
キャメルのミニブーツ。
そろそろ秋だから、秋っぽいコーディネートにしてみた。
伊藤「わぁかわいい〜！♡さっすがA！…じゃあ、私もAに服選ぶ〜♪」
そして、千晃が選んでくれたのは、……
黒のオフショルダーのミニ丈ワンピース、
赤とネイビーを基調としたチェック柄の腰巻き、
黒の厚底スニーカー。
伊藤「Aは脚とか細いんだから、もっと露出しなよ〜！」
A「いやいや、私、脚太いから」
伊藤「何言ってんの！制服だってニーハイ履いて脚隠してるし…！もっと露出しなさい！」
A「千晃だって脚細いんだからもっと出せばいいのに…」
伊藤「はぁ！？私みたいな大根脚なんて出すだけ無駄だから！世の中求めてるのはAの脚なの〜！」
そう言いながら前を向いて歩き始める千晃。
A「…そんなこと言っても、私からは何も出ないよ？」
伊藤「しかも天然だし…」
いやいや、天然なのは千晃だし。
伊藤「あ！ねぇ！パンケーキ屋さん寄ってかない？」
A「パンケーキ屋さんね、いいよ。お腹空いちゃったし」
そう言いながら入ったパンケーキ屋さんは、アンティーク調でとてもオシャレなお店だった。
店員「いらっしゃいませ。ご注文はお決まりですか？」
伊藤「私、このセットとカフェオレ」
A「じゃあ、私もそのセットと…ココアで」
店員「かしこまりました。少々お待ちください」
厨房の方へと歩いていく店員さんの背中をぼーっと見て、ふと、窓の外へと目を向けた。
A「え……？」
伊藤「ん？どうした？」
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藍鈴(プロフ) - 理衣さん» あたたかい言葉、本当にありがとうございます！とても幸せな気持ちになりました！m(_ _)m いつか必ず、また戻ってきます…！その日まで、待っていてください……！！(*_ _)人 (2017年7月12日 19時) (
レス) id: 8789495cca (このIDを非表示/違反報告)
理衣(プロフ) - 又、戻ってきてください！いつまでも、待ってます！ (2017年7月11日 21時) (レス) id: ae62cc357e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藍鈴 | 作成日時：2017年4月29日 23時
