8、キスの理由。(與side) ページ13
「王子ぃ〜、ちょっと隣の空き教室行こうよぉ〜♪」
與「…まぁ、いいけど。」
全然知らん女に呼び出された。
…正直、何をされるかは大体予想できとった。
空き教室に入り、奥に置いてある机に腰掛けた。
「ねぇ、王子ぃ〜?キスしてぇ〜?」
與「なんでやねん。ww」
「…あのねぇ、実は私知ってるんだぁ〜♪王子がぁ、柊さんと付き合ってることぉ〜♪」
與「!!??」
俺がAと付き合っていることは、できるだけ公にしたくなかってん。
公にしたら、Aが女たちにいじめられるかもしれへんから。
Aが女たちにいじめられたりしたら、俺は、責任をとりきれへん。
せやから、今まで俺は誰にも言ってなかってん。
……なんでこの女は知っとるんや?
與「…なんでそれを知っとるん?」
「ふふっ、さあねぇ〜☆……これを誰にも言ってほしくなかったらぁ、私にキスしてぇ〜?」
與「……キスしたら、絶対に誰にも言わないんやろな?」
「うん!もっちろぉ〜ん♪」
こうして、俺は、その女にキスしたん。
…………これが全ての歯車を狂わせる始まりになるとは知らんで……。
9、席替え。→←7、私が貴方にあげられるものは、“幸せ”とか“約束”じゃなくて、“自由”だから……。
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藍鈴(プロフ) - 理衣さん» あたたかい言葉、本当にありがとうございます!とても幸せな気持ちになりました!m(_ _)m いつか必ず、また戻ってきます…!その日まで、待っていてください……!!(*_ _)人 (2017年7月12日 19時) (レス) id: 8789495cca (このIDを非表示/違反報告)
理衣(プロフ) - 又、戻ってきてください!いつまでも、待ってます! (2017年7月11日 21時) (レス) id: ae62cc357e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:藍鈴 | 作成日時:2017年4月29日 23時