【浦島坂田船】色んな気持ち。【短編集】 (ページ30)

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ヤンデレ〈URATANUKI〉ページ30

う「ねーえ…僕さ，他の奴と喋るな…って
言ったよねぇ…？」

いつから狂い始めたのだろう

あの時はまだ，楽しかったのに
でもそれを潰したのは，私なんだ。

どうしたら，あの頃に戻れる？

う「聞いてるの！？他の奴の話は聞く癖に…
何で，僕の話は聞かないの！？」

「ごめん…」

う「謝って欲しいわけじゃないの！！
なんで，他の男と話すのかって聞いてるの！」

なんでだろう…
そんなこと，私には分かんないよ

「ホントにごめんなさい…グスッ…」

う「…許せるほど心広くないんだけど。」

そう…だよね…

「どうしたら，許してくれる…？」

う「俺のモノになって…？」

「わか…っ…た…」

う「そう。それで良い。俺の言うことを守れば。」

なんで，だろう。

うらたんの目が，なんで濁ってしまったのだろう…

全て，私が悪いって分かってる。

分かってるんだ。

でも，終わったこと。

それを変えるなんて出来ない。

end…