検索窓
今日:2 hit、昨日:2 hit、合計:1,449 hit

私のコンプレックス ページ6

A「ふふ。実は……」




玲於「うわ。キモ」




A「……今年で25になります。」




玲於「……てことは24……?」




A「はいっ!」



玲於「え!?マジのやつ?ガチ系で言ってる?」



A「えへへ。よくね中学生?って言われるんだけど24なんて言えなくて」




玲於「…もうなんか同情するわ」



A「あ、なんかタメ口になってる」



玲於「いんじゃね?俺ずっとだし」



A「ほんとだよ。3つも年下なのに」



玲於「うわ。ムカつくわー。でもほんとに見えないわ。だって亜嵐くんと一緒だし」



A「へ?あ、亜嵐さんと?」



玲於「でも全然同級生にはみえないねー笑」



……気にしてるのに


ほんとに佐野さんは痛いところをついてくる



A「いいの。どうせ私は小さくて女として見られなくて当然だから」



玲於「なにムキになってんの」


……ほんとだよ


ああぁ。自分が情けない



A「大人っぽくなろうって意識も努力もしてないのにこんなこと言うなんて最低だよね」



玲於「なに勝手に病んでんの?」




A「……ごめん」



玲於「俺は別に悪くないと思うけど」



……無意識に佐野さんの顔を見た



空を見上げてまっすぐした目をしてた



A「ほ、ほんとに?私お、大人っぽいの?」



玲於「いやそこまで言ってねーじゃん」



A「や、やっぱり」


はぁー。なに自惚れてるんだ


大体これは体の問題だもん


そんな解決するわけないもんね



玲於「でも俺は別に可愛いって思うし。だからそのままでいんじゃねーの。」



A「……」



初めて言われた







「Aちゃんは本当に可愛いねぇ。まるでフランス人形みたいだよ。これで大きくなったら美人さんになるよ」



「んー。佐野かぁ。いいんだけどさやっぱスモールサイズはうけつけないわ笑う」







A「……私このままでいいの?ちっちゃいままでもほんとに可愛いの?」




玲於「うん。可愛い可愛い。だから涙目になんなよ笑」



頭に暖かいお手手がポンッとのった


恥ずかしくなって首をぷいっと動かした


心がドキドキした



A「……ありがとう」



玲於「どーいたしまして」


なんだか息苦しくて声が出せなかった


なのにお顔はどんどん赤くなるばかりだった

GENERATIONSのみんな→←実は可愛い人だったりして



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (3 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
8人がお気に入り
設定タグ:GENERATIONS , 佐野玲於
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

玲奈☆GENE - すごい面白いです!続きめっちゃ気になります。更新頑張って下さい! (2017年7月30日 10時) (レス) id: f418e9e175 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ゆー | 作成日時:2017年7月27日 7時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。