優しい天使 ページ4
それから、一週間ぐらい経っただろうか…
俺は、風邪をひいていた…
無論、自分の部屋に、ベットや、敷布団なんてあるわけない…
エリル兄様…大丈夫?
アルトああ、部屋までわざわざ、
運んでくれて、ありがとうな…
そう、俺は、エリルの、ベットに寝ころんでいた…
俺は体を動かそうとするが、全く動かない…
アルトしかし、俺は、なぜ、風邪なんか引いたんだ?
エリル兄様…おかゆ持ってきましたよー。
アルトなあ、エリル…本当に、ごめんな…
エリル何を言ってるんですか?風邪はだれでも引きますよ。
アルト風邪引いたことあんのか?
エリルありますよ。前に看病してくれたじゃないですか…
アルトああー、確かそうだったな…
俺は、エリルのほうを見て、少し、起き上がろうとする…
すると、エリルが慌てた様子で、言葉を放つ…
エリル無理さないでください。
ただでさえ、今は病人なんですから…
アルトお粥…持ってきてくれたんだろ?
エリルにわざわざ、食べさせてもらう、
そんなこと、できねえからな…
エリル兄様は…安静にしててください!
そう言いながら、彼女は、俺の腹を
思いっきり、ぶん殴る…
アルトぐふ!?痛い…わかった。安静にすればいいんだろ…
エリルもう、迷惑かけすぎなんですよ…
少しは、私の事、頼ってください…
アルトいくら頼って欲しくても、ぶん殴るのはなしだろ…
エリルもう、私が食べさせてあげるので、
兄様は安静にしててください!
彼女が、そういった後、俺に、
おかゆを無理やり食べさせてくる…
でも気づいていた…
これが…
彼女なりの…
やさしさだってことに…
次回
愛の教え方
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霊夜真(プロフ) - もう…1000hit...本当にありがとうございます!! (2021年12月17日 20時) (レス) id: 654d3a996f (このIDを非表示/違反報告)
霊夜真(プロフ) - 評価してくれるのはうれしいですが、低評価などはやめて頂けると嬉しいです (2021年11月12日 14時) (レス) id: 654d3a996f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:霊夜真 | 作成日時:2021年10月28日 12時