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TH「俺ちゃんと聞いたんだけど。ユクさんもはいって言ったし成立したもんかと思ってた」
「…え…いつ言ったんですか」
TH「まあやってる時だけどさ」
「えぇ…」
なんでこんな状況に、
なんて思うのもう何回目だろうか。
どうしてか私はキムテヒョンと机を挟んで向かい合っていた。私は正座、彼は胡座で。
襲われた事のショックが癒えないのに…というかこれ
「……え、？普通に犯罪…？」
TH「なに物騒なこと言ってるの」
考えても考えても動機も原因も分からない。
なのに加えて私はキムテヒョンと付き合い出したと。
え？どうして私？
単純にそう思った
私と付き合ってもなにも面白いことなんてないじゃないか
「…色々ちょっと訳が…とにかく、えっと、私は何を……っ！！！あっ！！あの！！あれ！」
TH「どしたの急に珍しいね」
「ゴッ、ひ、あのっ、ひっ」
TH「…あー、ゴム？うん、付けた付けた」
汲み取ってくれたことに驚きつつもひどく安心する
忙しすぎる感情の起伏に疲れ始めた頃、
彼はこう言った。
TH「まあどうであれ、俺たちもうやることやってるし付き合わない理由なくない？あ、あったとしても却下ね」
「そんな暴君な、」
TH「俺はユクさんが好きでユクさんも…あれ、そういや俺、好きって言われてないね」
「えっ、待ってください、今、え？好きって…」
TH「…ん？俺まだ告ってなかったっけ？
「いやいやいや、え？えっ？」
TH「好きだよ。ユクさんのことが。結構ずっと」
「………は、い？」
完全にキャパオーバーだった。
そもそも私を標的にしてきた人が私を好きなんてあり得ないし、好きになられる理由もない。
「…っあ、ネタ…？」
TH「何言ってんの本気だよ」
ネタでもないなら本格的に焦る。
いまだに扉の前で立ってる私と
ソファに座って体を後ろに向けて話すキムテヒョン
けろっとしたその顔に嘘は見えなくて
まさか本当に私のことが好きなのかと錯覚してしまった。
TH「ねえ、いつまでそっちいんの？こっちおいで」
そう言った顔は、
どんなお菓子よりも甘くて、優しさに溢れてて
広げた手は、
全てを受け止めてくれそうな暖かさで
TH「Aちゃん、俺と付き合って？」
「………は、はい…」
恋愛慣れしてない私は
すぐに罠に嵌って、
TH「俺の事も名前で呼んで？」
「………テ、テヒョン、君」
TH「んふふ、なあに？」
抜け出せなくなっていった。
．
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しおり(プロフ) - キムテヒョンがドロドロにドロドロすぎて大好きです最高 (2021年2月14日 13時) (
レス) id: 1b0e210448 (このIDを非表示/違反報告)
パクジミ - 更新待ってます！)^o^( (2020年11月30日 10時) (レス) id: 38507f27d7 (このIDを非表示/違反報告)
凪紗(プロフ) - ドロドロ小説大好きなのでとてもタイプな作品でした！私自身も作者でドロドロ系しか書いてないのですが(笑) 私も最近全然更新出来ていないので一緒に頑張りましょう(＞＜) 更新頑張ってください！ (2020年11月22日 21時) (レス) id: 938551b283 (このIDを非表示/違反報告)
鼻鼻 - 更新待ってます (2020年11月10日 23時) (レス) id: 8d4ce36b0b (このIDを非表示/違反報告)
パクジミ - こうゆう系の話し好きです！！めっちゃ面白いです！更新頑張ってください！！ (2020年11月9日 19時) (レス) id: 86f8160429 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にりっとん | 作成日時：2020年10月18日 21時
