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JN「じゃあデビュー日、この日でいこうか」
「……はい。分かりました」
JN「どこか不安そうだね。何が心配？」
「…何がって訳じゃないのですが、緊張します」
JN「そりゃあね、
手塩にかけて育てて来た訳だから、成功しなきゃね」
「…はい。それでも、私は、成功も大事なのですが、
テヒョンの幸せを第一に優先しちゃうので、」
JN「あはは、そりゃ良い事だ。
うん、そうだね、僕たちで全力で支えよう」
「…はい。よろしくお願いします」
．
半年、テヒョンが頑張ってきた期間
短いようで長くて、やっぱり短い。
あっという間にデビューすることが決定した。
事務所での共同生活の中で生まれた友情、
それはなによりも私を勇気づけてくれるもので
テヒョンがこの先、
何があっても笑っていられるように。
神社へ願掛けに行った。
まさかそこで、お守りを大量に買っていた
ユンギさん達御一向に会うとは思わなかったけど。
.
「テヒョン、ご飯にしましょう」
TH「うん〜ちょっと待って〜」
生活が始まってからずっと、食卓は二人で囲んできた
今日だって例外なく、でも少しだけ豪華にして
TH「なんか嬉しいことでもあった？」
「はい、とても嬉しいことです。」
TH「うーーん、僕には内緒？」
「いいえ。なんなら今すぐにでも伝えたいです。」
TH「あっ、分かった。きゅうりが安かった！」
「なんでそうなるんですか。違いますよ」
TH「ええ…その急な真顔びっくりするってば…」
検討も付かないのか眉間にシワを寄せるテヒョン。
あなた、自分が何でここにいるか忘れているでしょう
「デビューです。
テヒョンの、デビュー日が決まりました。」
TH「……え、僕、の？」
「はい、テヒョンのです。びっくりですか？」
TH「あ〜、…うん、んーーー、そうだね」
どこか不安げに言葉を濁す。
やっぱり不安は感じるものなんだ。
「大丈夫です。テヒョンならどこにだって行けます。
私も皆さんも全力でテヒョンを支えます」
TH「…うん。そうだね。
Aが支えてくれるんだもんね。心強いや」
そう言って微笑んだけど、
どこか切なそうに見えるのはなんでだろう。
テヒョンは時々、切なそうに笑う時がある。
その理由はまだ分からないまま
TH「よし！
いっぱい食べなきゃね。いただきまーす」
「…はい、いただきます。」
それでも輝く笑顔で笑うテヒョン
まだ見えない未来にそっと期待をした
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にりっとん(プロフ) - hirotdmさん» うわあ！ありがとうございます！！そう言って頂けると凄く嬉しいです^ ^！！ (2020年10月14日 22時) (
レス) id: 938d7e1e55 (このIDを非表示/違反報告)
hirotdm(プロフ) - 更新待ってました！ちよっとブラック気味なテヒョンが待ち遠しかったです。 (2020年10月14日 21時) (レス) id: ea4210145d (このIDを非表示/違反報告)
にりっとん(プロフ) - ヨシ子さん» ありがとうございます…！好きと言ってもらえるとは…とても嬉しいです（ ; ; ）更新頑張りますね！ (2020年8月16日 19時) (レス) id: 938d7e1e55 (このIDを非表示/違反報告)
ヨシ子(プロフ) - わあ…すっごく好きなお話に出会えました…！これからも応援しております〜！(^^) (2020年8月16日 16時) (レス) id: b34db0bca5 (このIDを非表示/違反報告)
にりっとん(プロフ) - Ruluさん» ありがとうございます（ ; ; ）Rulu様のコメントが励みとなっております。頑張らせて頂きます！！！！ (2020年8月10日 22時) (レス) id: 938d7e1e55 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にりっとん | 作成日時：2020年8月10日 18時
