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「テヒョン、朝ですよ起きてください」
TH「んぅ〜………あれ、今日ってダンス練？」
「はい。午前がダンス練習、午後がボイスレッスンです」
TH「てことはホソギヒョン…？やば〜」
ぼんやりしていた顔が絶望に変わり、
口調の割に急いで支度を始めるテヒョン。
これはもう、いつもの光景になっていた。
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私の出勤初日、テヒョンが入社した日
あれから３ヶ月が過ぎた。
初めの方は慣れなかった共同事務所生活は
思いのほか快適で、それなりに楽しく過ごせていて、
私は、テヒョンアのマネージャーに配属された。
その間にもテヒョンはグングンと成長していった。
TH「そもそも頭に何も入ってないから
吸収しやすいじゃないかな？あ、お腹空いた」
以前、あまりの彼の成長速度に驚いていた所で
こう言いながらストレッチをしていたのを思い出す。
それ以外にもソクジンさん以外の
社員の方とも顔合わせをして、
YG「一応ここの音楽プロデューサーしてます。
ミンユンギです。よろしくお願いします」
NJ「同じく、キムナムジュンです。よろしくね。
自分たちで曲を出したり提供したりしてるよ」
人とは違うオーラが出ていた二人の天才や、
HS「おっ、新人さん？初めまして。チョンホソクです！ダンスとか色々してます！よろしくね！」
JM「ヒョンと一緒に活動してるパクジミンです。
歳は一緒…ですかね？よろしくお願いします。」
エネルギーに溢れていた二人のプロダンサーとか
最初は圧倒されっぱなしの毎日だったのが、
．
HS「やーテヒョンアそこのステップはこうだよ」
JM「テヒョンア〜練習終わったらアイス食べよ」
TH「ジミナ、ヒョンの顔見てから言え」
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YG「ストーップ、もう一回、やり直し〜」
NJ「テヒョンア、そこは壊れ物を扱うように丁寧に、かつ彼女に触れるように情熱的に歌うんだ」
TH「もう何もツッコまなくていいよね？」
.
見事にキャラ立ちしていた。
それでも、どんなに厳しい顔して指導しても
彼らはみんな口を揃えてこう言う。
「テヒョンアのセンスは抜群だよ。天才だ」
それが誇らしくもあり、心配な要素だった。
負担になっていないだろうか、ストレスじゃないか。
そう思って気遣おうとする度に彼は見抜く。
TH「A、僕結構生きるのうまいんだよ。
Aがそのままでいてくれれば僕は大丈夫だよ。」
そうやって、いつだってふんわりと笑っていた。
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にりっとん(プロフ) - hirotdmさん» うわあ！ありがとうございます！！そう言って頂けると凄く嬉しいです^ ^！！ (2020年10月14日 22時) (
レス) id: 938d7e1e55 (このIDを非表示/違反報告)
hirotdm(プロフ) - 更新待ってました！ちよっとブラック気味なテヒョンが待ち遠しかったです。 (2020年10月14日 21時) (レス) id: ea4210145d (このIDを非表示/違反報告)
にりっとん(プロフ) - ヨシ子さん» ありがとうございます…！好きと言ってもらえるとは…とても嬉しいです（ ; ; ）更新頑張りますね！ (2020年8月16日 19時) (レス) id: 938d7e1e55 (このIDを非表示/違反報告)
ヨシ子(プロフ) - わあ…すっごく好きなお話に出会えました…！これからも応援しております〜！(^^) (2020年8月16日 16時) (レス) id: b34db0bca5 (このIDを非表示/違反報告)
にりっとん(プロフ) - Ruluさん» ありがとうございます（ ; ; ）Rulu様のコメントが励みとなっております。頑張らせて頂きます！！！！ (2020年8月10日 22時) (レス) id: 938d7e1e55 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にりっとん | 作成日時：2020年8月10日 18時
