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．jk
僕は、何もしていないと思うんだけどな。
TH「ジョングガ、これ、なに？」
「…ヒョン、」
TH「答えて」
「……ヌナの、」
TH「ヌナ？」
「…Aヌナの、」
TH「Aヌナ？なに名前で呼んでるの？」
「もうヒョンめんどくさい！！」
ぐわぁぁってソファの背もたれに仰反るのは僕
その前で仁王立ちしてある画面を突き付けるのは
国民的アーティスト、人気俳優、アイドル、
そんな言葉もこの人を表すには
少し物足りないくらいに、形容しがたい存在。
キムテヒョン、圧倒的スター
もちろん僕も憧れていて、大好きで、
最初会った日はその夜眠れなかったくらい。
それが…！それがどうしてこうなった！！！
「ヒョン！！僕の憧れを返してください！！」
TH「何言ってんの？早くこれの説明してよ」
僕の切実な願いも、
ヒョン渾身のキョトン顔に消えていく
ああ、ヌナとジニヒョンが言ってた
「テヒョンの得意芸」ってこれのことなのかな…
「それはー…あれです。あのー、その、」
TH「ジョングガ、僕はそこまで忍耐強くないよ」
「そんな真っ黒な瞳で見つめないでください」
TH「…で？
ここに映ってるジョングガとAのツーショットは何って聞いてるんだけど？！」
「ヒョン、僕のスマホ振り回さないで…」
数十分前、僕のスマホに表示されたメッセージ
それはヌナからのものだったんだけど、
そこにたまたま通りかかったヒョンが見つけちゃって、
…え？普通そこで開くか？
そう思ったけど、うん、そうだ。
ヒョンはヌナのことになると
法さえも捻じ曲げるような人だった
そこからはもう何というか、そう、地獄だ。
ヒョンに館内放送で呼び出されて
ビビりながら行くと
既にご立腹のヒョンが
スマホの画面割れるんじゃねえかってくらい力強く持ってて、
TH「ねえ…おまえ…これ…え…？」
僕もデビューして割とヒョンと仲良くなったけど、
おまえって言われたのは初めてで。
やべえやべえやべえってめちゃくちゃ冷や汗かいた
そこから押し問答がずっと続いていたんだけど、
別にヌナとのツーショットくらい
ヒョンもあるでしょ？
この言葉を何気なしに言ってしまった。
TH「…は？」
残りの人生、その時のヒョンの顔を
僕は絶対に忘れることはない。
そう、強く思った。
．
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にりっとん(プロフ) - hirotdmさん» うわあ！ありがとうございます！！そう言って頂けると凄く嬉しいです^ ^！！ (2020年10月14日 22時) (
レス) id: 938d7e1e55 (このIDを非表示/違反報告)
hirotdm(プロフ) - 更新待ってました！ちよっとブラック気味なテヒョンが待ち遠しかったです。 (2020年10月14日 21時) (レス) id: ea4210145d (このIDを非表示/違反報告)
にりっとん(プロフ) - ヨシ子さん» ありがとうございます…！好きと言ってもらえるとは…とても嬉しいです（ ; ; ）更新頑張りますね！ (2020年8月16日 19時) (レス) id: 938d7e1e55 (このIDを非表示/違反報告)
ヨシ子(プロフ) - わあ…すっごく好きなお話に出会えました…！これからも応援しております〜！(^^) (2020年8月16日 16時) (レス) id: b34db0bca5 (このIDを非表示/違反報告)
にりっとん(プロフ) - Ruluさん» ありがとうございます（ ; ; ）Rulu様のコメントが励みとなっております。頑張らせて頂きます！！！！ (2020年8月10日 22時) (レス) id: 938d7e1e55 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にりっとん | 作成日時：2020年8月10日 18時
