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．
HS「テヒョンア！Aさん来たよ」
「いや、今そんな雰囲気じゃっ、」
TH「っ！！Aっ」
「え？うわっ！」
俊敏すぎる速さでわたしに飛び込んできたテヒョン
高身長の成人男性を受け止めきれる力のない私は
そのまま後ろに倒れてしまった
JM「うわ押し倒したっ」
HS「ジミナ黙って！」
なんか聞き捨てならない言葉が聞こえた気した。
TH「…A？Aが戻ってきたの？」
「は、はい。ソクジンさんが倒れて、」
TH「本当？もうずっとこっち？離れない？」
「いや分からないですが…あいててて！！」
はっきりしない私の態度に苛立ったのか、
わたしの上に乗っかっていたテヒョンは
思いきりわたしを抱きしめ…
これは抱き締めている？
どっちかっていうと絞めころ…
TH「もうばか！僕ずっと生きた心地してなかった！」
「ごめんなさい、あいててて！！」
TH「Aがいないから、僕、もうつらくて…」
「テ、テヒョン、涙が」
驚異の腕力に押しつぶされそうで意識が飛びそうな中
目に涙を溜めるテヒョンが視界いっぱいに広がって
TH「もうどこにもいかないで…」
ぐすん
テヒョンの鼻をすする音が響いた。
わたしの首に顔を埋めて泣くテヒョンを押し返す気力もなく、
気の済むまでテヒョンの自由にさせていた時
JK「すみませんホソギヒョンいます……か…」
これまたタイミング悪く入ってきたのはジョングクさんで、
入り口の近くで倒れているわたしとテヒョンを見て
信じられない物を見たような顔をした。
「あ、ジョングクさん、えっと、これは」
いきなりのジョングクさんに無駄に焦った私は
聞かれてもないのに弁解をしようとするし、
JK「えっと…ヌナ、僕、で、出直して来ますっ！」
TH「………ヌナ？」
真っ赤になったジョングクさんはきっと誤解をして
なぜか"ヌナ"に反応したテヒョンは抱き締める力を強くした
「あの、テヒョン、痛いです」
TH「うん。痛くしてる」
「そろそろ離れてください」
TH「僕の側から離れないならいいよ」
「承諾しかねますが善処します」
TH「それじゃだめ、また逃げる」
「今回も逃げたわけじゃないんですけどね…」
TH「なんだって？」
「いえ何も」
上げた顔から覗く目は、真っ黒で。
この人は二ヶ月会ってない(ちょくちょく遊びに来てたけど)間に何か取り憑かれたのか。
かくして、
闇属性がグレードアップされたテヒョンと再会したのだ。
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にりっとん(プロフ) - hirotdmさん» うわあ！ありがとうございます！！そう言って頂けると凄く嬉しいです^ ^！！ (2020年10月14日 22時) (
レス) id: 938d7e1e55 (このIDを非表示/違反報告)
hirotdm(プロフ) - 更新待ってました！ちよっとブラック気味なテヒョンが待ち遠しかったです。 (2020年10月14日 21時) (レス) id: ea4210145d (このIDを非表示/違反報告)
にりっとん(プロフ) - ヨシ子さん» ありがとうございます…！好きと言ってもらえるとは…とても嬉しいです（ ; ; ）更新頑張りますね！ (2020年8月16日 19時) (レス) id: 938d7e1e55 (このIDを非表示/違反報告)
ヨシ子(プロフ) - わあ…すっごく好きなお話に出会えました…！これからも応援しております〜！(^^) (2020年8月16日 16時) (レス) id: b34db0bca5 (このIDを非表示/違反報告)
にりっとん(プロフ) - Ruluさん» ありがとうございます（ ; ; ）Rulu様のコメントが励みとなっております。頑張らせて頂きます！！！！ (2020年8月10日 22時) (レス) id: 938d7e1e55 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にりっとん | 作成日時：2020年8月10日 18時
