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HS「ヒョーン、Aさんから電話きてますよ」
TH「なんだって?」
「何がなんだってだよ」



Aという言葉に誰よりも早く反応したテヒョンア

こいつは犬なのか。そうか、そうなのか。



「ありがと〜、はーいもしもし?」
〈ソクジンさんお疲れ様です。今大丈夫ですか?〉
「うん大丈夫だよ、横にやかましいの居るけど」
〈?あの、一人連れて行っても大丈夫ですか?〉
「お、早速見つけたの?」
〈見つけたというか出会ったというか〉
TH「なに?僕に黙って誰と何してるの?」
〈近くにテヒョンいます?声が〉
「いないよ。とにかく大丈夫だよ連れておいで〜」
〈ありがとうございます。では〉



必要最低限の連絡、通話時間は30秒



あっさりしたAの電話に少し不満を覚える
キムテヒョンが一人。



TH「ねえヒョン僕いないって言った?」
「言ってないよ」
TH「嘘でしょ。さいてい。もう仕事辞める」
「おまえのやる気はA次第なのかよ」
TH「え?ヒョンは違うの?」
「よーし、仕事だ仕事〜」




渾身のキョトン顔で見つめてくるテヒョンア


いつから?最近、いやもっと前から

Aとは元々気が合うのか仲良かったみたいだけど
最近は輪をかけてAにべったりだ。




テヒョンのおかげで大きくなった会社も
人数の増えた社員も、全部を大切にしていきたい

だけどテヒョン一人に頼っている今のままじゃ
テヒョンの負担を減らすことができない




だから新人を〜って思ったんだけど〜、





TH「ヒョンあと何分でAは帰ってくるの」

TH「Aはどこ?ヒョン、Aは?」

TH「あっ!Aだ!行ってくる!」
「ちょちょちょっと待て」





そう

テヒョンの負担がどうとかの前に
Aへ異常なほどこだわるテヒョンに心配をした。



だーかーら、
Aをわざとテヒョンから外したんだけど。






「今戻りました。あ、こちらへどうぞ」





Aと、Aの後ろに立つ可愛らしい顔の青年。




そしてそれを

TH「……A?」


真っ黒な瞳で見つめるテヒョンア。







「…ようこそ〜我が事務所へ!」



冷や汗ダラッダラのまま、気付かないフリの僕。





もう僕、何が正解なのか分からない(投げやり)






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にりっとん(プロフ) - hirotdmさん» うわあ!ありがとうございます!!そう言って頂けると凄く嬉しいです^ ^!! (2020年10月14日 22時) (レス) id: 938d7e1e55 (このIDを非表示/違反報告)
hirotdm(プロフ) - 更新待ってました!ちよっとブラック気味なテヒョンが待ち遠しかったです。 (2020年10月14日 21時) (レス) id: ea4210145d (このIDを非表示/違反報告)
にりっとん(プロフ) - ヨシ子さん» ありがとうございます…!好きと言ってもらえるとは…とても嬉しいです( ; ; )更新頑張りますね! (2020年8月16日 19時) (レス) id: 938d7e1e55 (このIDを非表示/違反報告)
ヨシ子(プロフ) - わあ…すっごく好きなお話に出会えました…!これからも応援しております〜!(^^) (2020年8月16日 16時) (レス) id: b34db0bca5 (このIDを非表示/違反報告)
にりっとん(プロフ) - Ruluさん» ありがとうございます( ; ; )Rulu様のコメントが励みとなっております。頑張らせて頂きます!!!! (2020年8月10日 22時) (レス) id: 938d7e1e55 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:にりっとん | 作成日時:2020年8月10日 18時

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