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JK「何でヒョンはヌナが離れたり、
他の人と居ると怒ったと思いますか？
ほら今まで言われたことを思い出してください」
「今まで…」
ジョングクはやれやれみたいな表情で誘導尋問をしてくる。
私はテヒョンの思う私の嫌なところを探すのに必死
「離れないで、は自分の所有物が手元にないと
ソワソワする感じからきているんですかね…？
あれ私は所有物…？え？」
JK「人が人を所有したいと思う感情は、どんなカテゴリーに入ると思いますか？友情、恋愛、仕事、対無機質なら」
「無機質？自分の物だと思っている物ですよね。他の人には関与してほしくない自分だけのものって感覚です私は」
JK「ではヒョンはヌナに、
どんな感情を向けていると思いますか？」
「…私が初めて大切にしたいと思えた友人はテヒョンです。
テヒョンもそう思ってくれているなら、お互いに、自分のことを1番大切にして欲しいし、見ていてほしいって思うかもです」
JK「あ、そこはちゃんと分かってるんだ」
「え？」
JK「いえちょっと意外だっただけです。
ていうか、今のが答えだと思いますよ。
感情のジャンルは分かんないけど、
ヒョンはヌナに世界一大切にしてもらいたいんだと思います」
「今も大切にしているつもりですが、」
JK「ヌナは淡白なんですよ。もっと愛情をもって、
優しく大切に、自分がヒョンにされて嬉しいように返すんです」
「私がされて嬉しい…？」
JK「無いとか言わないでくださいね笑」
ふわっと軽く笑ったジョングクはそのままレッスン室へと向かって行った。とても力になってくれた気がする。
テヒョンにとって何が嫌なのか分からないけど、
確かに私の返事は少し冷たかった。え？そうかな？
いやそう思ってるからまたテヒョンと戦争が始まるんだ。
これは何かの節目なんだと思う。
テヒョンから言われた初めての拒絶(大袈裟すぎ)、
ちゃんと改善しないとテヒョンに嫌われちゃうから。
テヒョンとはもう何年も同じ時を過ごしているけど、
テヒョンが私以上に私を気にかけてくれるから気付かなかった。
私はテヒョンを、テヒョンと同じくらい気にかけられていたのか。この前も、彼にその旨を伝えられたばっかりだ。
私が思うよりもっと何倍も、テヒョンを大切にしないと、
私はテヒョンを誰よりも大切にしないといけないし、
大切にしたいんだ。
この感情は何だろう。何なのかよく分からない。
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にりっとん(プロフ) - hirotdmさん» うわあ！ありがとうございます！！そう言って頂けると凄く嬉しいです^ ^！！ (2020年10月14日 22時) (
レス) id: 938d7e1e55 (このIDを非表示/違反報告)
hirotdm(プロフ) - 更新待ってました！ちよっとブラック気味なテヒョンが待ち遠しかったです。 (2020年10月14日 21時) (レス) id: ea4210145d (このIDを非表示/違反報告)
にりっとん(プロフ) - ヨシ子さん» ありがとうございます…！好きと言ってもらえるとは…とても嬉しいです（ ; ; ）更新頑張りますね！ (2020年8月16日 19時) (レス) id: 938d7e1e55 (このIDを非表示/違反報告)
ヨシ子(プロフ) - わあ…すっごく好きなお話に出会えました…！これからも応援しております〜！(^^) (2020年8月16日 16時) (レス) id: b34db0bca5 (このIDを非表示/違反報告)
にりっとん(プロフ) - Ruluさん» ありがとうございます（ ; ; ）Rulu様のコメントが励みとなっております。頑張らせて頂きます！！！！ (2020年8月10日 22時) (レス) id: 938d7e1e55 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にりっとん | 作成日時：2020年8月10日 18時
