９９ 聡サイド ページ49
〜聡サイド〜
今朝、勝利の話を聞いたあとはただAが酷いやつだと思った。
だから、Aを睨んでしまった。
でも、それから知らない女のこと勝利が話してるのを辛そうに見てるAを見てたら、何か理由があるかもしれないと思った。
Aだって、俺たちの知らない何かを抱えてるかも知れないと思い、保健室に向かった。
ちょうど、保健室から出てくる勝利と知らない女の子がいた。
勝利「あっ、聡・・・・」
聡「A、大丈夫だった？」
勝利「多分、大丈夫。意識はあるよ」
聡「側にいてやれよ。」
つい、本音が出てしまった。
けど、勝利は今、辛いんだと思い出した。
勝利「え？」
聡「ごめん、冗談。」
勝利「そっか。」
その瞬間、勝利の隣にいた女の子が俺の方を睨んでいるのに気づいた。
何だ、この子。嫌な奴。
最初はこの子の事をそのくらいにしか思ってなかった。
聡「じゃあ。」
そのまま、保健室に入った。
ガラガラガラ〜
一つだけカーテンが閉まっていたべっとを無断で開けた。
聡「よっ。」
「聡君・・・・どうしたの？」
そこには、急いで涙を拭いてるAがいた。
聡「何となく(笑)、ここで弁当食べていい？」
「良いけど、何で？」
聡「だから、なんとなくって言ったじゃん。」
「ありがとう。」
聡「うん。」
俺は、ベットの横の小さな棚の上に弁当を広げながら話し始めた。
聡「Aさぁ、何か我慢してるでしょ？」
「え？なんで」
聡「Aの顔、ずっと無表情な気がするから。」
「そうかな？」
聡「うん、あとさぁ今朝は睨んでごめん」
「ううん。睨まれて当たり前だと思う、」
聡「何も知らないでごめん。」
「え？」
ただ、俺の言葉を不思議がってるA。
聡「分かるよ。勝利の事好きなんでしょ？」
「ううん、違う。それは違う」
聡「自分でも、わかってるでしょ？好きなら何で・・・・」
「やめて！！」
ちょっと大きな声でそう言いながら泣き出す君。
聡「ごめん。」
そう言って、君の手を握った。
「ううん、ごめんね」
聡「でもさぁ、自分の気持ちに気づいてるならその気持ちを押し殺す必要なんてないと思う」
「好きじゃないって、言ってるよね？」
君の偽りの言葉なんて無視した。
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つんつん。(プロフ) - 涙止まらないですね(´;ｪ;`)笑 3も楽しみにしてます！ (2013年3月3日 6時) (
レス) id: 54d8f1de48 (このIDを非表示/違反報告)
佐藤もも - 聡タンさん» はいっ♪更新するの楽しいですから・・・。 (2013年3月2日 19時) (レス) id: a1f5ec1b90 (このIDを非表示/違反報告)
佐藤もも - なのっぴーさん» 軽いネタばらししちゃったけど（笑）安心してネ〜♪ (2013年3月2日 19時) (レス) id: a1f5ec1b90 (このIDを非表示/違反報告)
セクゾLOVE - 続きが気になります！！ 頑張って作ってくださいね！！ (2013年3月1日 22時) (レス) id: 79c0f82f67 (このIDを非表示/違反報告)
聡タン - とても続きが気になります。これからも頑張ってくださいね〜!! (2013年3月1日 20時) (レス) id: 31964599e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：佐藤 もも | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/img/user/date/3/0/f/30f9775fe9facfc41e0b1793de0fd6df.jpg...
作成日時：2013年2月3日 21時
