36 希望 ページ38
新年大会から1ヶ月が経った
大会が終わった後、一は３日間の謹慎処分になった。
医務室で犬ちゃんに会った時は少し驚いたし13房の子達も意外にいい子だったしニコとも仲良くなれた。
キジ姐も勉強熱心でいい子達だったって喜んでたっけ
猿門はストレス半端ないって言ってたな
ジューゴも無事懲罰房から出れたみたい。
私は・・相変わらず足が動かない
猿門が毎日お見舞いに来てはいろんな話をしてくれる。
話を聞く度に寂しくなるんだけどね・・・・
でも、最近は短時間での外出が許可されて車いす押されながら
ちょっとした刑務所散歩してるし
定期的にニコが検診で来るから話し相手してもらってる。
だから退屈はしない。ただ、少し羨ましいなって思うだけ。
そんなある日ーー
ニ「もう少しでねロック君が欲しがってた石窯が13舎の厨房に出来るんだよ！」
貴『そうなの！？いいなぁ！私も石窯で作った料理食べたいなぁ・・・』
ニ「それじゃレイカちゃんも来ればいいよ！」
貴『んー行きたいけど翁さんが許可してくれるかわからないし、それにロックのご褒美なのに関係ない私がお邪魔したら悪いよ』
ニ「そんなことないよ！レイカちゃんが来てくれたら皆喜ぶよ！」
一「69番は5舎の2番に食べさせてやるんだ！とか言ってっからもしかしたら呼ぶ事になるしな」
ニ「だって！だから必ずおいでね！」
貴『ん〜考えとくね』
その後少し話してニコと一は帰って行った。
一気に静かになる病室。
貴『翁さーん、今の話聞いてた？』
カーテン越しに翁さんに話しかける
翁「あ？石窯の話だろ？ダメに決まってんだろ。」
貴『ですよねぇー・・・ちぇー』
翁「ただ・・・」
しぶる翁さん、カーテンを開けてこちらへ来た
翁「今から話す話を受け入れるなら別の話だ。」
貴『話し？』
翁「実はなここ南波医療チームと本土の有能な医療チームでお前の足を治すって話しが上がってんだ。
お前は此処に必要な人材。それは看守長もわかっている。だから、看守長が上に話して本土の有能な医者を集めて医療チームを作ったんだ。成功率は五分五分だがお前の生命力なら大丈夫だろうと俺は思ってる。もう一度、自分の足で此処に戻ってきたいのなら受けるべきだ。」
貴『・・・ここにはどれぐらいで戻ってこれる？』
翁「個人差はあるが短くて１年。長いと５年はかかるだろう。」
貴『５年・・・でも希望はあるんですよね？』
翁「そうだな。」
貴『・・・お願いします』
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緑の妖精 - 面白い作品でした｡更新がんばってください。ヾ(^▽^)ﾉ (2017年10月21日 20時) (携帯から) (
レス) id: 3cb24c3553 (このIDを非表示/違反報告)
しおり(プロフ) - 大丈夫です(*´∇｀*)怜くん好きなので無意識に意識してたのかもしれません(о´∀`о)小説読んでくれてありがとうございます(^ ^) (2016年11月27日 9時) (レス) id: 1101b90d33 (このIDを非表示/違反報告)
真風(プロフ) - そうだったんですねっ！色々勘違いをしてすみませんっ！！m(_ _)m (2016年11月27日 9時) (レス) id: d9a8a2e155 (このIDを非表示/違反報告)
しおり(プロフ) - 真風さん» コメントありがとうございます(*´∇｀*)いえ、特に意識したって感じではないです！普段夢小説で使う名前で設定してます！ (2016年11月27日 8時) (レス) id: 1101b90d33 (このIDを非表示/違反報告)
真風(プロフ) - 突然すみません！竜ヶ崎レイカってfree！の怜くんからきてますか！？ (2016年11月27日 2時) (レス) id: d9a8a2e155 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：＊でんきネズミ＊ | 作成日時：2016年11月6日 13時
