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『必ず振り向かせる』
そう宣言された翌日。
早速めめの態度が変わった。
前までは朝も会うこともなかったのに、
毎朝家に訪れるようになった。
彼が学校に行く前に、リュックを
背負っていかにも �甞慇賢� 感を出して。
「はーい、………めめ、」
「おはよう。学校行く前に、
康二くんの顔と声聞きたくて」
「……は、はぁ…。！…ちょ、っと！」
「よし。今日も頑張れる」
声が聞きたくてとか
爽やかな顔して言わんでよ…。
しかも優しく抱き締めて
「頑張れる」って嬉しいこと言うな。
諦めたくても、
どんどん好きになってまうやん。
こんなことですぐにドキッとしてしまう
俺は、きっと簡単な男なんやろう。
……あかん。こんなんじゃ
いつかめめに殺されてしまう。
そうならへんためにも、
あんまりめめに関わらんようにせんと。
そうして俺は、前までのように
めめの家に遊びに行くことをやめ、
必要最低限しか話さへんことに決めた。
めめには悪いけど、
素っ気ない態度を取ろう。
それなら、「あぁこんな酷い奴やったんだ」
って幻滅して恋心なんて無くなるはず。
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雪菓子(プロフ) - 無事移行おめでとうございます！ 毎回楽しみにしていて、通知が来ると何故かドキドキ緊張しながら読んでいます(笑) めめこじピンチ…ここからどう展開していくのか楽しみです！これからも主様の思うままに書いてください！ (2020年8月7日 0時) (
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作者名：叶 実 ．． | 作成日時：2020年8月6日 13時
