094. 言って欲しくなかった ページ4
.
ある日
俺が大学生だった時、
いつもと同じようにめめの家で
勉強やら遊びやらをしていた。
空気感も雰囲気も特に変わらず、
めめに分からない所を教えてあげていた。
俺は大学生になって、それなりに
勉強して、そこそこの点数取ってたから
教えることにあまり苦を感じてへんかった。
しかも先生になりたいと
思い始めてたから、逆に有り難かった。
それは、数学の
文章問題を説明していた時。
「───えぇーと、
このグラフから読み取れるのは、」
「康二くん」
「ん、どした？」
「康二くんのことが好き。
俺と付き合ってよ」
「………………えぇ？」
頭が活性化されてる時とはいえ、
いくらなんでも思考は停止した。
つきあって、
付き合って、
付き合って………。
言葉の意味をぐるぐるぐるぐる考えても、
答えは出ない。
めめの顔を見てみると、
冗談とは思えない目をしていて。
「はっ、………何言うてんの(笑)
付き合うって何か手伝えばええの？
それとも好きな女の子にあげる
プレゼント探しとか、！」
「違う。そっちの付き合ってじゃない。
�疥�人�� として付き合ってって事」
…………な、んで。
どうして、告白なんてするん。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1313人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
雪菓子(プロフ) - 無事移行おめでとうございます！ 毎回楽しみにしていて、通知が来ると何故かドキドキ緊張しながら読んでいます(笑) めめこじピンチ…ここからどう展開していくのか楽しみです！これからも主様の思うままに書いてください！ (2020年8月7日 0時) (
レス) id: 8f9f2ea6fd (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：叶 実 ．． | 作成日時：2020年8月6日 13時
