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「このままじゃ、俺のしたい事
抵抗出来ずにされちゃうけど、良いの？」
「っ、………」
いつの間にか俺の手は
めめの手によって抑止され、
移動すら出来ないように
壁際に追い詰められていた。
逃げる道も、力もない。
……終わった。
向井康二、KO喰らいました。
「俺のこと見くびると大変なことになるって
覚えといた方が良いんじゃない？」
「……許して、下さい…」
「やだ」
「んっ、」
最後の抵抗の謝罪も空しく、
めめに優しくキスされる。
確認しておこう。
俺とめめは、付き合ってへん。
俺は、彼からの告白を断った。
「好きじゃない」と言って。
「……康二くんは悪い子だね」
「んんっ」
俺の耳にそう言った。
そのせいで
めめの息が当たってくすぐったい。
俺が悪いんじゃない。
全部全部、悪いのはこの目黒蓮という男。
どうしてこの男を好きになったのかと、
改めて思う。
カッコええのは事実。
イケメンやし、尚且つ気配りも出来る。
モテへん方が可笑しい。好きにならへん人も。
……けど、好きになるのはこっちの勝手で。
好きに
目黒蓮に好きになられたら……
身が持たんくて、クラクラして。
強引過ぎるほどに甘々な世界だ。
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雪菓子(プロフ) - 無事移行おめでとうございます！ 毎回楽しみにしていて、通知が来ると何故かドキドキ緊張しながら読んでいます(笑) めめこじピンチ…ここからどう展開していくのか楽しみです！これからも主様の思うままに書いてください！ (2020年8月7日 0時) (
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作者名：叶 実 ．． | 作成日時：2020年8月6日 13時
