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出来ることならスルーして
康二くんと帰りたかったんだけど。
なんせラウールを探さないといけない。
居場所は分かるけどこっちを
先にしてしまったから、まだ見つけてない。
「俺、ラウールと来たんで。
そいつ見つけてから帰ります」
「そうか。遅くまで遊んでるなよ〜」
『向井せんせいも
家近いんで帰りましょ』
って言えたらどんだけ良いか…。
相手は康二くんと同じ先生な訳で。
俺じゃなくて康二くんが
変なことに巻き込まれるのは流石に御免だ。
ラウールに電話をかける。
「もしもし」
『もしもし、めめ？もう遅い！
早く出口に来てよ〜』
「はいはい」
こいつぜってぇ、
スピーカーに口近付けて大声で喋ってるだろ。
声大きすぎなんだよ。耳が痛い。
出口って言ってたから、
あの神社の入口ってことだよな。
急激に人が減ったおかげで、
さっきとは裏腹に歩く速度が速くなる。
「………え、」
「ちょ、めめ！助けてよ！」
血相を変えてそう言った
ラウールの周りには、人だかりが。
よく見るとそれは全員女の人で、
どうやらあのナンパらしい。
それをされてどうしようもないところに
俺が現れたって訳。
「……助かった〜。ホントにさ、
怖いぐらいグイグイ来られるから
どっか連れ去られると思ったよ」
「それはないだろ」
なんとか工夫をしてラウールの周りから
女の人達を引き剥がした。
…はぁーー、めんどくさ。
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紅の三角#苺日和。(プロフ) - はっ、、俺だけに… (2020年7月28日 2時) (
レス) id: fb6a007eb7 (このIDを非表示/違反報告)
パパら - 毎日スマホを手に取ったら第一にこの作品の更新を見に来ます。大好きです！ (2020年7月23日 0時) (レス) id: e814843bd2 (このIDを非表示/違反報告)
叶 実 ．．(プロフ) - m.さん» わぁー、ありがとうございます！！とても励みになります！本当は点数とか気にしないで書けるのが一番なんですよね……(苦笑)。これからもぜひ2人の行く末を見届けて頂ければと思います。 (2020年7月22日 17時) (レス) id: dd409bed86 (このIDを非表示/違反報告)
m.(プロフ) - 私は大好きです。更新楽しみにしています。点数下げてるのは少数派ではないでしょうか？叶実さんの書きたい作品を読みたいです(^^) (2020年7月22日 16時) (レス) id: 16e28f2251 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：叶 実 ．． | 作成日時：2020年7月22日 14時
