花が咲いたキャンバス ページ10
「まぁ…彼等から忠告は受けていたのでまだマシですが…」
驚くのは驚く。
誰も居ない所から声が聞こえたら皆怖いだろう。
私はもうこの異常に慣れてしまったのだろうか。
「とりあえず自己紹介する？
俺はras！よろしくね、Aちゃん！」
右の絵画から身を乗り出し私に話しかける、
白い耳を生やした男。
どうやら耳は本物の様で、ぴこぴこと動いていた。
「俺はmondo。
ヨロシクね、館長。」
サボテンが生けてある絵画の
海賊の様な姿をした、片手がない男。
声が低く、威圧されそうになるが、
なんだかあまり怖くは無い。
「最後僕？
僕はCpt！館長さん、これからよろしく！」
1番左側の絵画が言う。
底抜けに明るく、ぽかぽかとした雰囲気を持った男。
この中では1番人間の様な姿をしていた。
「えっ？！そっちもう自己紹介しちゃった？！」
奥から、大きな声が聞こえた。
「あ〜、mainyちょっと遅かったねぇ。」
「ね〜。」
声の主を探すべく少し奥に進むと
また3枚ほどの絵画があった。
「おそ、やっときた。」
「館長、こんにちは〜。」
「ちょっとSelly！敬意無さすぎ！」
…今日はやたらと多いな、
などと考えながらも絵画達を眺める。
「これまた個性的な…。」
呆れながら真ん中の絵画を見つめると、
1人の青年と、
鮮やかな銀杏並木が並んだ美しい絵だった。
「ふふ、館長さん俺の絵に見蕩れてる？」
ふと見ると、その絵の青年がこちらを見て笑っている。
私はそれに気づくと、
なんだか照れくさくなって下を向いてしまった。
「ね、いいから自己紹介する。」
長いピンク髪の男(…声的に男だろう。)の言葉で現実に戻される。
今日は騒がしいな。
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ぺっぱーみんとkk(プロフ) - ありがとうございます！！！これからもよろしくお願い致します！！！！ (11月9日 6時) (
レス) id: 1b7e41381c (このIDを非表示/違反報告)
おととめぐ(プロフ) - 続編…嬉しいです！！ (11月9日 0時) (レス) @page31 id: c7539b4f89 (このIDを非表示/違反報告)
おととめぐ(プロフ) - こちらこそ！こんな素敵な作品を…！なるほど…もう一周してきまーす！ (11月6日 17時) (レス) id: c7539b4f89 (このIDを非表示/違反報告)
ぺっぱーみんとkk(プロフ) - わぁぁぁ！！！ありがとうございます！館長の絵画達への感情変化などにも注目してみて下さい…新しい考えが浮かぶかもしれませんよ…！！ (11月6日 17時) (レス) id: 1b7e41381c (このIDを非表示/違反報告)
おととめぐ(プロフ) - 更新に感謝！！絵画達と別れてしまうのか…今後の展開が楽しみです！プレッシャーとしてではなく、純粋に受け取ってもらえると嬉しいです…！ (11月6日 16時) (レス) @page26 id: c7539b4f89 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ﾒ布ｩ | 作成日時：2023年10月22日 16時
