女芸人の楽しい生活 (ページ17)

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２人で居酒屋ページ17

８.６秒バズーカー田中シングルside

どーも、田中シングルです
先輩のAさんに飲みに連れて行ってもろってます！

非常に光栄です！！

『ハチロクってすごいよね』

ｼﾝｸﾞﾙ「そうっすか？」

『うん、すごいよ！ハチロクくらいの時とかカメラに緊張してたもん』

ｼﾝｸﾞﾙ「僕らもですけどね！」

『それが見えないのがすごい』

ｼﾝｸﾞﾙ「そうっすか？ところでなぜ僕を飲みに誘ってくれたんですか？」

『売れてる後輩と飲みたいなぁと思ってね！』

ｼﾝｸﾞﾙ「それで僕を選んでくれたんですか！」

『うん、コロチキの西野くんを誘ったら断られたし』

あ、聞かなきゃ良かった…

ｼﾝｸﾞﾙ「そうなんですね…はい」

『そうそう！前からすごく気になってたことがあるんだけど、なんでバズーカーなの？』

ｼﾝｸﾞﾙ「え！？」

『普通バズーカじゃない？あ！ビールくださーい！！！』

ｼﾝｸﾞﾙ「それはただ単に勘違いなんすよ、ずっとバズーカーやと思ってたんです」

『シングルって目細いね！私のこと見えてる？』

ｼﾝｸﾞﾙ「失礼な！見えてますよ！」

『今度一緒にアイプチしに行こ！』

ｼﾝｸﾞﾙ「嫌ですよ！」

『大丈夫！心配しなくていいから！』

ｼﾝｸﾞﾙ「心配しかないですよ！」

『目がパチってなるから！』

ｼﾝｸﾞﾙ「Aさん、酔おてますね？」

『酔ってないよ！もし酔ってもシングルに介抱してもらうので問題ありません！』

ｼﾝｸﾞﾙ「あります！明日も仕事あるんですからほどほどに」

『私は、君の相方のはまやねん君みたいに自分のＤＶＤの記者会見に遅刻することなんかありません！』

ｼﾝｸﾞﾙ「あれははまやねんが悪いですわ」

『あれ？シングルってなんだっけ？芸名？』

ｼﾝｸﾞﾙ「よくわからんこと言わんといてください！シングルが本名なわけないでしょ！」

『それもそうだね！田中シンくんやっけ？』

ｼﾝｸﾞﾙ「まぁ、そうですね、はい」

『なら、今度からシングルのことプライベートではシンくんと呼ぼう！』

ｼﾝｸﾞﾙ「えっ！？」

なんやこれ！？
Aさんに下の名前で呼んで貰えるなんて
めっさ嬉しいことやんけ！
はまやねんに自慢したろ！

『黙りこんでどーした？』

ｼﾝｸﾞﾙ「どうもしてないです！」

『……？なんか顔赤いよ？大丈夫？』

ｼﾝｸﾞﾙ「あー、もう！見んといてください！」

おわり

主人公のAちゃんに翻弄される
後輩の田中シングルくん
可愛らしい２人ですわ！！