半間修二とミルクティーギャル (ページ6)

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そろそろ帰ろうと思い席を立つと、

入れ墨ノッポくんは、先にお会計をしてくれた。

「あの、いくら？」

と聞くと、あん？いらねえよと言って

店を出た。

『お前、家どこ？』

「あのマンション」と住んでるタワマンを指差した。

『うわ、、金持ちなのな

送ってくわ』

別に普通だけど、、と答え、歩き出した。

歩いてる間は、少し入れ墨ノッポくんの話をしてくれた。

新宿を仕切ってる暴走族に入ってるってこと、

歌舞伎町はヤバい奴が多いから、
簡単に男を投げ飛ばしたりすんなよぉ？って注意もされた。

マンションの、入り口に着いて、
お別れしようとする。

んー、でも名前くらい聞いとこうかな、、と悩んでたら、

『お前なまえは？』

と聞かれた。

「星野A。そっちは？」

『半間修二』

じゃーなーAちゃん

と長い脚でダルそうに歌舞伎町に戻っていった。

ハンマシュウジ、、？

なんか聞いたことあるなーと思いながら私は帰宅した。