半間修二とミルクティーギャル (ページ20)

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固まってる私のほっぺをつまんで、

鈍感すぎてこわ。

と言って修二は立ち上がり、

『シャワー借りるわぁ』

とバスルームに向かった。

とりあえず私は家の中にある1番大きいサイズの服を探して、

「着替え置いとく」

と言って脱衣所に置いた。

とりあえず私も泥だらけの制服からスウェットに着替えて

水を飲む。

キスされたことと、好きと言われたこと、鈍感と言われたことを思い出して赤くなった。

他の男だったら、そりゃぁ、さすがに気づくけど
修二でしょ？
喧嘩と稀咲くんとタバコくらいにしか興味ないあんな自由人がまさか私を好きとかおもわないし、、、

そもそも私は修二をどー思ってるんだ？
と考えてるうちに

丈が明らかに足りないジャージとTシャツをきて

みじけぇダリィと言いながら髪を拭いてる修二がでてきた。

あ、髪下ろしてる修二、かっこよ。

「私も好きかも」

と思わず口にでた。

ちらっと私に目をやって不機嫌そうに

『あ？かもってな〜に？』

と修二は私を睨みながら、近づいた。

むにっとほっぺを掴まれて、

ちゅ

とキスされた。

「修二ぃ、、離して」

修二を好きかもと意識した私の心臓はバクバクで
今まで修二といてもこんなことにはならなかったから
戸惑っている。

『Aちゃんはぁー、俺のなぁ？♡』

これからは言うこと聞けよ

と念を押す。じっと見つめられ恥ずかしくなった私は

「し、シャワーあびる！！」

とバスルームに向かった。