半間修二とミルクティーギャル (ページ13)

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こいつとの出会いは、
稀咲との出会いと同じくらい俺の人生を面白くした。

華奢な身体で男1人投げるし
机を２つ使って寝るし
ヘーキで早退するし
バイクを立ち乗りしようとするし
大食いだし

全ての言動が俺のツボだった。

『オモロ♡』

ファミレスを出てバイクの横でタバコを吸いながら
バイクを見てるAちゃんを見て思わず呟いた

「それ、おいしい？」

興味津々で聞いてくるAちゃん。

さすがに吸わせらんねえーわ、てか好奇心ありすぎじゃね？

『Aちゃんは、知らなくていーの』と誤魔化す。

「けちー」

『行くぞー。送ってく。』

というと

ありがと

と少し笑いルンルンでバイクに跨った。

『ばっは♡いや、お前後ろな？』

「えっ」

そのまま抱き上げて後ろの席に乗せると、

ガチでしゅんとして不貞腐れてる。

やべ、かわい。