半間修二とミルクティーギャル (ページ11)

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キーンコーンカーンコーン

とその時間の授業が終わった。

『ダリィー。やっぱつまんねえ、学校。かえろーぜ』

無論授業はあと2時間残っていて下校時間ではない。

クラスメイトはチラチラとこっちを見ている。
明らかにびびって顔面蒼白のやつもいる。

クラスメイトが気の毒に思えてきたのと、
私も注目されるのが面倒で、

「んじゃ、早退しよ。」

と言って教室を出た。

半間修二は、急いで私の後を追う

『Aちゃん、不良だ〜』

「半間修二に言われたくない」

『フルネームかよ』

「んじゃ半間」

『呼びすて笑』

じゃあ何が正解なんだ？とどーでもいい会話をしてると

駐輪場に着いた。

「バイクできたの、、？」

おーと当たり前のように返事をして、
半間は1個だけあるヘルメットを私に被せた。

乗れよと顎で後ろの座席を指す。

「え、ちょっと怖いんだけど！無免でしょ？」

『あ？よゆーだろ。はらへったなー』

どーやってのるんだ？
とバイクを見つめてると

ヒョイっと抱き上げられて乗せられた。

『捕まっとけよー』

というと半間はバイクを発車させた。

「半間ー！とばせー！！」

『ちょっ危ねぇから立つなよ！！』

最初は怖かったものの、
すぐにバイクに慣れて風邪をきる気持ちよさにはまった。

ファミレスに着くと

『まじでAちゃんって頭おかしいな？』

と引き気味に言われた。

ファミレスにつくと、
半間はハンバーグセットを頼んだ。

私はパスタとポテトとパフェ

そんな食う？と半間はつぶやいて私を見る。

「え、ふつーじゃん？」