8 亡者 ページ8
『罠は毒水だけでは無かった…というわけか…』
セブルスの言いたい事がわかり、杖を構える
「中身を手に入れた者に対して湖に沈む悪霊が襲いかかるようになっているらしいな…A、お前は手を出すな…私がやる」
屈んだかと思えば、セブルスはAを横抱きにした
急な浮遊感に驚き彼の首に腕を回した
見上げるとセブルスの顔がすぐ近くにある
『(セブルスって顔整っているよね…)』
この距離からわかるが
柔らかな薬草の香り
細身に見えるが鍛えられた逞しい腕
至近距離で見るセブルスに胸が早鐘を打つ
「A？」
『ッッ//……
何でもない…それより、彼奴等どうすんの？』
周りを見ると亡者達が自分たちを取り囲んでいた
「焼き払う」
Aを抱えたまま術を唱える
「炎術式…発熱地獄」
取り囲んでいた亡者達はセブルスが出した炎によって焼き払われた
『うわぁ…相変わらず凄い威力…あんなのに焼かれたら灰も残らないよ』
「君の術の威力も負けてないと思うぞ？」
『まぁ…本気でやっても負ける…相性的にセブルスが有利だし…』
「今は負けても後から追い上げてくるだろ…それよりさっさとここから出るか…"空間移転"」
セブルスが呟くと残っていた亡者達は一斉に襲いかかったがそこに2人の姿はなかった…
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Moon(プロフ) - こんにちは(*ˊᵕˋ*)コメント失礼します🙇♀️とても、続きが気になるのでよろしくお願いします。m(_ _)m (2023年4月11日 21時) (
レス) @page46 id: b2ea47ad96 (このIDを非表示/違反報告)
箱 - ステキな作品を書いてくれてありがとうございます (2022年12月11日 19時) (レス) id: e97eef8072 (このIDを非表示/違反報告)
理音(プロフ) - 続き気になります！更新楽しみにしています！ (2022年8月29日 22時) (レス) id: d2e2ccbd11 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みたらし団子 | 作成日時：2022年2月4日 22時
