46 瞳 ページ46
リーマスとAは互いに警戒しあい全く動かない
だが先に仕掛けてきたのはリーマスだった
急な事で反応が出来なかった彼女は押し倒され今にも噛みつかれそうだったが、それをなんとか回避する
一度体制を立て直し今度はAが襲いかかる
鋭い爪が何度も振りかざされリーマスの身体は傷だらけになり
圧倒的な力の差を見せつけられこの場を去った
だがセブルスにとって災難はこれだけじゃなかった
Aはセブルスを見るとすぐに襲いかかる
「っ！！あぁぁぁぁあ！！！」
肩を噛まれ血が止まらない
意識も朦朧としている
「(もう、駄目だ……)」
そう思ったときだった
「やめなさい！！」
袴を着て狐のお面をつけた人がギリギリで自分を助けてくれたのだった……
そこで私の記憶は終わっている
「何故、記憶を消したんだ…」
私は彼女の全てを知りたかった
隠す必要はなかったのに……
「クソッ」
彼女の性格上、Aは自分と距離を置くだろう
もう2度と私を襲わないように
《何かあったのか？セブルス》
「ゼノ……」
《Aの事で悩んでいるのか？》
「少しな」
何故自分に話してくれなかったのか
何故記憶を消したのか
自分の中でこの2つが渦巻いている
《あいつの母親とは古い友人だった………今のあいつは母親とそっくりだ》
人の言う事を聞かない
誰かを守る為にすぐ無茶をする
好奇心旺盛
でも……
《誰よりも優しく、不器用だが人を信じたいという思い
母親と違うところと言えば……笑顔が少ないな
フロリアは良く笑っていた。"毎日楽しくて堪らない"そんな奴だった》
「Aも昔は今より笑っていたさ……だが、」
それをシオを殺したやつが奪ったんだ
いや、もっと前かもしれない
今の彼女は仮面をつけているように見える
私がそれを外すことは出来ないだろう
もう……前のようにはなれないのだろうか
《ならお前が取り戻せば良いではないか……あいつの本当の顔を》
「簡単に言ってくれるな……それが出来たら苦労しない」
《いや時間をかけるんだ。それにあいつの中でお前は誰よりも大切な存在なのだ》
ッッ……
「彼女が私を愛しているとでも言いたいのか？」
《我輩は…愛というもの何なのか知らん……だが、お前を見つめている時のあいつの瞳は……》
フロリアがあいつの父親を見る瞳と同じなのだ
続く (更新停止中)
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Moon(プロフ) - こんにちは(*ˊᵕˋ*)コメント失礼します🙇♀️とても、続きが気になるのでよろしくお願いします。m(_ _)m (2023年4月11日 21時) (
レス) @page46 id: b2ea47ad96 (このIDを非表示/違反報告)
箱 - ステキな作品を書いてくれてありがとうございます (2022年12月11日 19時) (レス) id: e97eef8072 (このIDを非表示/違反報告)
理音(プロフ) - 続き気になります！更新楽しみにしています！ (2022年8月29日 22時) (レス) id: d2e2ccbd11 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みたらし団子 | 作成日時：2022年2月4日 22時
