45 記憶 ページ45
「どうゆう事か説明しろッッA！！」
母さん達が部屋から去り二人だけになると胸ぐらを掴まれて体を扉に叩きつけられる
彼が怒るのも無理はない
『…わかった』
意識を集中させセブルスを見つめると彼の左腕には糸が絡みつき赤黒く光っている
赤か…まぁ、あの頃は大した魔力は持ってなかったしあまり強力な術ではないからな
それを摘み一気に引っ張ると糸は解け、私の手から消えていく
途端…
「ッッ、なんだ…これは！？」
術の対象となったセブルスの頭にはあの事件の真相が映像となって次々と駆け巡っていく
それが終わるとセブルスの息はあがっていた
「お前ッッ」
セブルスの目は怒りに満ち溢れ僅かだが恐怖の色が視える
『セブ…』
触れようとすれば拒絶の反応
「すまない」
それだけ伝えると部屋から出ていく
一人部屋に残された私はどうするべきかわからなかった
『セブ、ごめんなさい…』
___セブルスSide
Aに術を解かれ見せられた真実には驚いた
リーマスが人狼となり私を襲ったあの晩、学生だった自分の前に現れたのは暴走した彼女だった
__ルーピン、お前ッッ！！
ブラックに嵌められ目の前にいたのは人狼となったリーマス・ルーピンだ
__逃げないと…
頭ではそう考えていたが思うように身体が思うように動かない
「ギャンッ！」
ルーピンが叫び声をあげたと思えば目の前には自分を守るように立つAだった
「A…？」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 75人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Moon(プロフ) - こんにちは(*ˊᵕˋ*)コメント失礼します🙇♀️とても、続きが気になるのでよろしくお願いします。m(_ _)m (2023年4月11日 21時) (
レス) @page46 id: b2ea47ad96 (このIDを非表示/違反報告)
箱 - ステキな作品を書いてくれてありがとうございます (2022年12月11日 19時) (レス) id: e97eef8072 (このIDを非表示/違反報告)
理音(プロフ) - 続き気になります！更新楽しみにしています！ (2022年8月29日 22時) (レス) id: d2e2ccbd11 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みたらし団子 | 作成日時：2022年2月4日 22時
