39 うっそ〜ん ページ39
翌朝、朝食を食べるために大広間にやってきたグリフィンドール生達は寮の点数を示す砂時計を見て驚愕した
たった一晩で150点も引かれていたからだ
その減点が有名なハリー・ポッターとその友人のせいだと知り、彼らはスリザリンを除く全校生徒から敵視されてしまった
まぁ、自寮は仕方ないとして何故レイブンクローやハッフルパフからも敵視されるか意味不明だった
どうやら今年こそはグリフィンドールがスリザリンの7年連続寮杯獲得を阻んでくれると期待していたようだ
ハリーを見かけるたびにスリザリン生は「ありがとよ、ポッター！！」と皮肉たっぷり言われている
『自業自得だとはいえ、流石にここまでは…』
ミネルバの話しによると一度はクィディッチのチームから抜けることを考えたハリーだったがキャプテンのウッドに
「君が辞めて何になる！？逆に少しでもクィディッチで勝たなければ、失った点数をどうやって取り戻す！？」
と怒鳴られたらしい…
今日の授業でもいつもは質問を完璧に返答するハーマイオニーでさえも一度も挙手をしていなかった
『これでもう、何も首を突っ込まなければ良いのだが…』
物思いにふけているといつの間にか中庭に出ており周りには人がいない
ふと噴水が目に入り淵に腰掛ける
『はぁぁ…なんか、疲れた』
「にぁ〜ご」
『ん？ネコ？』
鳴き声のした方を見ると一匹の黒猫がちょこんと座り込みこちらを見ためている
『おいで』
優しく声をかけると言葉が通じたのか恐る恐るこちらに近づき隣に座り込む
『人懐っこいな…君は飼い猫かい？』
首を撫でると気持いいのかゴロゴロと喉を鳴らしているが、少し嫌そうだった
ツンデレだな…
暫く撫でていると黒猫は城内に入っていったが
そこから出てきたのは顔が少し赤くなったセブルスだった
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Moon(プロフ) - こんにちは(*ˊᵕˋ*)コメント失礼します🙇♀️とても、続きが気になるのでよろしくお願いします。m(_ _)m (2023年4月11日 21時) (
レス) @page46 id: b2ea47ad96 (このIDを非表示/違反報告)
箱 - ステキな作品を書いてくれてありがとうございます (2022年12月11日 19時) (レス) id: e97eef8072 (このIDを非表示/違反報告)
理音(プロフ) - 続き気になります！更新楽しみにしています！ (2022年8月29日 22時) (レス) id: d2e2ccbd11 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みたらし団子 | 作成日時：2022年2月4日 22時
