29 守れないんですかぁ？（煽） ページ29
「A…もう許してやれ」
「そ、そうですよ…アルバスももう反省しているようですし」
セブルスとミネルバの目の前にはAにヘッドロックをかけられている上司の姿があった
「Aちゃん!!わしが悪かった!!許しておくれッ」
『許すかッこのクソジジィ!!あれを作るのにどれだけ時間がかかったと思っているんだッ!!』
「頼むッ!!何でもするからッ!!…あぁ、お花畑が見えてきた」
"何でもする"という言葉にピタリと止まり腕を離した
『何でも？』
「ゴホォッ！！な、何でもじゃ！！」
それを聞いたAは嬉しそうに笑みを浮かべた
「(アルバス…はやまりましたね)」
『何でもですか…だったらお詫びにドルフォス・クーヒェンの新作ケーキを教員全員にご馳走すること
あとある呪具がかなり値段が高かったのであれを買って頂きましょうか？』
「なんじゃと!?ケーキはご馳走するが、呪具は買わんぞ!!一体あれがいくらすると思っているのじゃ!!」
『あら?事の原因は貴方にあるというのに…それに"何でもする"と言ったのはアルバス…貴方ですよ？
まさかだとは思いますが…約束の1つや2つ守れないのですか？』
笑みを浮かべながらアルバスの頬を撫でるAの姿はまるで悪魔のようだった
「わ、わかった…」
ついに折れてしまったアルバスを見たAは満足そうに微笑みセブルスとミネルバの腕に自分の腕を絡めた
『決まりだね…じゃあ二人共、昼食に行こ』
突然のことにAに好意を寄せているセブルスは顔を真っ赤にしミネルバはそれを見て笑っている
「なんですかな？ミネルバ」
「いえ、無自覚は罪だと思いまして…それよりセブルス、この子はかなりの鈍感なゆえちゃんと伝えないと気づきませんよ」
「ッ！！」
「周りには誤魔化せても私には誤魔化せませんよ」
人を睨みつけるときの目はきっと母親に似たのだろう
二人の会話の内容がわからずAは一人キョトンとした表情で見つめていた
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Moon(プロフ) - こんにちは(*ˊᵕˋ*)コメント失礼します🙇♀️とても、続きが気になるのでよろしくお願いします。m(_ _)m (2023年4月11日 21時) (
レス) @page46 id: b2ea47ad96 (このIDを非表示/違反報告)
箱 - ステキな作品を書いてくれてありがとうございます (2022年12月11日 19時) (レス) id: e97eef8072 (このIDを非表示/違反報告)
理音(プロフ) - 続き気になります！更新楽しみにしています！ (2022年8月29日 22時) (レス) id: d2e2ccbd11 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みたらし団子 | 作成日時：2022年2月4日 22時
