15 あの日 ページ15
『聞きたいこと？』
「あぁ…だが、座って話そう…」
ソファに向かい合って座ると彼は杖を振り紅茶を出してくれた
優しく、甘く良い匂いだ
「話したくなければ良いが…
あの…君が自我を失う時があるだろ？」
『うん…』
「ここへ来る前に、龍になった姿を見せた日のこと覚えてるか？」
『覚えてるけど…どうしたの？』
「あの日、月が出ていたが…
その時はなぜ自我を失わなかったんだ？」
あぁ、そのことか…
『ごめん…その理由まだ話していなかったね
あの日はいつもよりも精神力が強かったからなんだ
ある程度強いとその力を利用することが出来るし、自我を保てるんだよ』
「なるほど、そうゆう事か」
……沈黙が気まずい
『えーっと…セブルス？』
「ｯ!?すまない…今まで自我を保てた事はあるのか？」
『あるよ。その時は何ていうか…気味が悪いんだ
五感が最大限に引き上げられる感覚』
「五感が、か…ありがとう。それが聞きたかっただけだ
ホグワーツへ戻ろう」
セブルスが立ち上がり、私も慌てて立ち上がる
腰には彼の腕が回され体が密着し
鼓動が速くなったのは私だけの秘密だ
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Moon(プロフ) - こんにちは(*ˊᵕˋ*)コメント失礼します🙇♀️とても、続きが気になるのでよろしくお願いします。m(_ _)m (2023年4月11日 21時) (
レス) @page46 id: b2ea47ad96 (このIDを非表示/違反報告)
箱 - ステキな作品を書いてくれてありがとうございます (2022年12月11日 19時) (レス) id: e97eef8072 (このIDを非表示/違反報告)
理音(プロフ) - 続き気になります！更新楽しみにしています！ (2022年8月29日 22時) (レス) id: d2e2ccbd11 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みたらし団子 | 作成日時：2022年2月4日 22時
