35嫌だっ！！ ページ37
＿＿＿おい、いつまで寝てるんだ？
声が聞こえる…
低いけどセブルスじゃない
『ぅん…こ、ここは？』
＿＿＿ここはお前の意識の中だ
『私の…っ！！お前は誰だ！？』
＿＿＿私はお前の欲望から生まれた人格だ
私の欲望？
『どうゆう事だ？』
＿＿＿お前は母を失ってこの世界が滅べば良いと思ってただろ
『っ！！………違う』
＿＿_楽しそうに人を苦しめていたのは誰だ？
『黙れ…』
＿＿_息をするように許されざる呪文を唱えたのは？お前だよな？
『黙れっ！！』
＿＿_お前はそうゆう奴なんだよA。俺と一緒に闇側へ行こう。
『誰がっ！！あんな奴らのとこなんか！！』
＿＿_向こう側に行けば母を生き返らせることができるのに？
………母さん
『違うっ！！失った人はもう戻らない！！』
＿＿_その母親が死んだのは自分のせいなのにか？
＿＿＿お前さえ生まれなければ母親は死なずにすんだんだ
『っ！！』
考えたく、ない
『わた、しのせいで…』
＿＿＿あぁ、お前のせいだ。だが向こう側に行けば母にまた会えるぞ？会いたくないのか？
会いたい…一人は嫌だ………母さん
《やめなさい》
今度は別の声が聞こえた
でもこの声は優しくて、懐かしい感じだった
《今すぐこの場から立ち去りなさい》
＿＿＿チッ、もう少しだったのに
《大丈夫ですか？》
『はい、あの…貴方は？』
《私はあの者を止めるために生まれた者です》
『あいつを？』
《えぇ、奴の欲望に飲まれてはなりません》
『欲望……けど、あいつの言ってることは』
《事実だとしても貴方はこれ以上人を傷つけてはだめです》
《確かに貴方は昔、沢山の人を傷つけていました。ですが今はどうです？守る人たちが、大切な人がいるじゃないですか》
大切な人…ミネルバ母さんやダンブルドア、生徒達そしてセブルスの顔が浮かんだ…
《その人達を命に代えても守り抜く。それが貴方の罪滅ぼしと決めたはずです》
『そうだね…ありがとう』
《良いですか？貴方は魔力がかなりお強い。それは半分は私、残りの半分はあいつの力なんです》
っ！！通りでうまく使えないわけだ…
《ですが、私はあいつよりも強い。一緒にコントロールするつもりはありますか？》
『そんな事がっ！？』
《できます…ですが今はここから去り現実へ目を覚ましなさい。彼が待っているわ》
『待って！！まだ聞きたいことが！！』
そう言うと視界が真っ白になった…
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箱 - ステキな作品を書いてくれてありがとうございます (2023年2月26日 20時) (
レス) @page50 id: e97eef8072 (このIDを非表示/違反報告)
澪桜(プロフ) - 続き楽しみに待ってます((o(｡>ω<｡)o)) (2023年2月19日 21時) (レス) @page50 id: 8aa45553d4 (このIDを非表示/違反報告)
理音(プロフ) - 続き気になります！更新楽しみにしています！ (2022年8月31日 0時) (レス) id: d2e2ccbd11 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミカエラ x他1人 | 作成日時：2021年9月13日 11時
