34話 ページ38
雪染「プリントは後ろの人まで回ったー？これが、明日から始まる実技試験の進行表です。準備が必要な人は今日のうちに済ましておいてね」
雪染先生は明日の試験の事について話していた。
雪染「希望ヶ峰学園本科には定期試験がありません。その代わりが1年に一回だけ行われる実技試験です」
雪染「成績によっては在学継続を認められない場合もあるけど、このクラスの皆なら大丈夫よ！自分の才能を発揮し、その成果を先生達に披露する唯一の機会よ。頑張りましょうね！」
全員「…」
予備学科で起こったあの事件から皆こんな感じだ。
狛枝「…」
そして、狛枝君も元気がない。
何て言うか、狛枝君の元気の無さは皆とは違うような気がする。
あれ…？何でこんなに狛枝君の事気にしてるんだろ。私…
柊「ふ〜んふふ〜ん」
私は鼻歌をしながら職員室の前を通った。
雪染「試験を中止してほしい？」
狛枝「はい」
柊「…？雪染先生と狛枝君の声…」
私は職員室にいる二人の話を聞くことにした。
雪染「あんな事があって、確かに皆元気がないけど…」
狛枝「僕なんかと違って、才能あふれる皆だったら試験なんて楽勝ですよ。だけど、皆には万全な状態で試験を受けてほしいんです。僕が見たいのは皆の才能が最高に輝く瞬間なんです」
雪染「私もそうしてあげたいけど…ごめんね。マスコミの取材が入る予定だし、ちょっと難しいかな…」
狛枝「そうですか。わかりました」
雪染「え、もういいの？」
狛枝「はい。ありがとうございました。先生」
柊「やばっ…出てきちゃう」
狛枝君はドアを閉めた後私がいることに気付いた。
狛枝「柊さん？こんな所にいてどうしたの？」
柊「え、えーと、ここ通った時に狛枝君と雪染先生の会話が聞こえてたからつい聞いちゃったんだよね…ごめん…」
狛枝「ああ。そーゆうことか。別に聞かれてもいい話だったから大丈夫だよ」
柊「そ、そっか！それなら良かった…それじゃあ、私行くね」
狛枝「うん」
一人、職員室前に残った狛枝は柊が言った方向を見ながら行った。
狛枝「あっは。ま、そりゃあ、無理だよねぇ。なら、自分で何とかしますよ。先生」
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青猫(プロフ) - 悠羅さん» コメントありがとうございます。やっぱり、誤字多いですね…すいません。修正させてもらいました。また何か誤字がありましたらよろしくお願いします。応援ありがとうございます。終わりまで一緒に見届けてくれると嬉しいです！ (2016年10月1日 18時) (
レス) id: 1767e3e23a (このIDを非表示/違反報告)
悠羅(プロフ) - 5話の田中の台詞で意味名ではなく忌み名だと思います。他に7話で左右田の台詞でとすではなくドス、田中の台詞でげけなどではなくゲヘナだと思います。間違っていたらごめんなさい。これからも応援しています。 (2016年9月28日 1時) (レス) id: a641f05fe7 (このIDを非表示/違反報告)
青猫(プロフ) - カペンさん» そんなに誤字があったんですね…教えてくださりありがとうございます！これからもこの小説をよろしくお願いします！ (2016年8月21日 23時) (レス) id: 1767e3e23a (このIDを非表示/違反報告)
カペン - すみません。一度に多く書いてしまい！これからも応援しています!! (2016年8月21日 16時) (レス) id: e7f2035aa6 (このIDを非表示/違反報告)
カペン - こちらこそ読ましていただいているので！あと４話のところの弐大のセリフは「気張りすぎた」です。２０話の七海は「天殺龍神拳」です！あと誤字で１５話雪染で「牛耳る」 宗方で「海外進出」また２０話花村で「色欲の扉」がありました！ (2016年8月21日 16時) (レス) id: e7f2035aa6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪猫 x他1人 | 作成日時：2016年7月15日 6時
