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「 久しぶりに来た気がするココ 」
「 ん〜そうだね
最近忙しくてそれどころじゃなかったしね 」
隣でカクテルを片手に微笑むA
天使のような笑みに思わず手が伸びていて
気付いた時にはふわりと彼女の頬を撫でていた
「 あ、この前髪の毛は嫌だって言ったの
覚えてくれてたの? 」
「 うん
セット今日も自分でしたの?可愛い 」
「 そうだよ〜
白のリボン見当たらなくて探してたら
キャットタワーにぶら下がってた 」
いろはかな?ぽてとかな?と頭をひねる彼女
そんなAを見て
どうしたのと声を掛けてきたのは、そらるさんだった
「 いろはかぽてとどっちの方が悪戯っ子だと思います? 」
「 それはお前らが1番わかってるでしょ…… 」
ため息をつくそらるさんに、Aはんふふ。と笑った
「 あ、そうだ
天月くんにお礼言わないとダメなの 」
「 ん?なんで? 」
「 昨日ね、気球乗ってる時に動画撮ってたでしょ?
その時に声出ちゃいそうになっちゃって
天月くんが口押さえてくれてたの 」
別にAの声が入ってようとTwitterに載せるんだけどなぁ
そう思いながら、じゃあ天月くん探そうか。とAの手を引いて広めの打ち上げ会場を歩き始める
「 あーーまつーーきくーーーん! 」
「 はーーあーーいーー? 」
Aが天月くんのことを呼びかけると、少し離れたところで返事が聞こえた
昨日はありがと!!と叫んだAに対して、天月くんはここからでも分かるほどに頭に?を浮かべていた
「 口押さえてくれてありがとー! 」
「 あぁそれね!いいよ全然!
まふくんのことなら声入っててもあげちゃうだろうけどね! 」
「 そうなの? 」
「 そうだね、あげるよ
今更じゃない?YouTubeとツイキャスで声入ってるもん
何回だったか忘れたけどね 」
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まつり(プロフ) - 初コメ失礼します!!!めちゃくちゃ続編希望です!!! (2020年4月25日 10時) (レス) id: dc65f13ca7 (このIDを非表示/違反報告)
YUI AIZAWA(プロフ) - 初コメ失礼します!続編を!ぜひぜひ!お願いします! (2020年4月25日 9時) (レス) id: 549ad366dd (このIDを非表示/違反報告)
凛(プロフ) - いつもこの作品を1日の終わりに読むことを楽しみにしています!!!是非!続編のお恵みを!!!!! (2020年4月24日 19時) (レス) id: 72c92659fa (このIDを非表示/違反報告)
はる。(プロフ) - 初めまして!続編!続編を恵んでください! (2020年4月24日 14時) (レス) id: 71872abe8a (このIDを非表示/違反報告)
兎(プロフ) - 初めまして!続編希望です!!! (2020年4月24日 11時) (レス) id: 8bd69fd9d1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:M。 | 作成日時:2019年12月1日 22時