未成年だけどコドモじゃない （映画）

33話 近づくココロとココロ ページ33

宮園「…！A様！あああ頭をおあげ下さい！私ごときに謝罪など…！」

A「だって人に迷惑かけたら謝らないといけないもの…」

『…ね？先輩』と香琳は視線で尚に問いかける。どうやなら昨夜の尚の謝罪を見ていて香琳もようやく一般常識を覚えたようだ。

A「A、今までお皿を投げたり、お料理投げたり…すごくワガママだったわ。お料理1つ作るのもすごく大変だったのね。本当に今まぇごめんなさい、！」

？「うおおおおっ！」

再びAが謝った瞬間、興奮した鏑木がいきなり尚の手を握った。

鏑木「ありがとうございます！尚様のお陰でA様は成長なさいました！」

尚「え？」

父「どけ、鏑木！私が先だ。」

さらに和紀が鏑木をドンと突き飛ばして、渾身(こんしん)の力で尚を抱きしめる。

尚「ええっ！？お、お義父さん！？」

父「ありがとう尚君！Aが…。あのAが人に頭を下げるなんて！」

母「うまれて初めての『ごめんなさい』よね。ママ感動したわ！」

尚「はい？」

皆(尚以外)「うおおおおお！A様、ばんざぁぁい！」

折山家のエントラス前では、皆が感動のな涙で打ち震えていた。
鏑木や宮園達による万歳三唱が繰り返されている中で、尚はとんでもない女の子と結婚してしまったことを再確認する。

尚(生まれて初めての「ごめんなさい」いって……まじか……)

そして当のAはと言えば、皆の笑顔につられてニコニコしていた。

父「パーティだ！『Aごめんなさい記念パーティー』を今から開くぞ！」

鏑木「はい、旦那様」

A「パーティー？素敵！」

尚「あ、いや、それより学校…」

そのままパーティーに引きずり込まれそうになるA、尚だったがなんとかギリギリで逃げる事に成功した。




『作者コーナー』
A様！更新遅れすみません！
まだ作者が占ツクの作り方理解出来てなくて…。
一回前のお話に戻り、難しい漢字のの所に読み仮名書いときますね！

っと…なんか足音が((


A「あい！更新遅いわよ！」

作者「A様すみませぇん…泣」

五十鈴「A。あいだって忙しいんだ。ゆっくりでもいいだろう？」

尚「そーだぞ。A。」

作者「2人ともありがとう！A様、りんりん、尚先輩。皆更新おくれてごめんね！」


これをお読みの方。
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