2話 運命の恋は突然に ページ2
「ん……」
まるでおとぎ話に出てくるような豪華な部屋__。
真っ白なベッドで眠る折山A。
朝が来ても目覚められずにいた。
枕元には子供の頃から大好きで
手放せない絵本がある。
_______________
お転婆なお姫様が運命の王子様と
恋に落ちる物語……
『マルメロ姫』
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がAが大好きで、夜更かしして
『マルメロ姫』を何度も読み返してしまったのだ。
Aが静かに寝息を立てると、
折山家の執事・鏑木(かぶらぎ)と
メイド数人が部屋に入ってきた。
メイド「おはようございますA様」
A「うーん…(まだ眠い…)」
声をかけられても中々起きようとはしないA。
執事・鏑木は子供の頃から仕えてくれていて、慣れた様子でメイド達に指示を出す。
その指示に従って、メイド達は寝ぼけたAをお風呂に入れさせてバスローブを着せ、ドレッサーの前に座らせてヘアメイクを始める。
なんと言ってもAは本物のお嬢様
だから身の回りの事は、他の人が全部してくれるのだった。
鏑木「A様。本日は高校生として初めて登校される日です。クラス分け、担任の紹介。ガイダンス……。リップは、
ナチュナルに……。」
鏑木が今日の予定を暗唱。
その間にメイドはAの爪を磨き、
新しい制服を着せ、リボンを結び、
最後の仕上げとして靴を履かせる。
鏑木「もう1つは、本日折山A様の記念すべき16歳のお誕生日でございます。」
A「んー……?」
ここまでされても寝起きの悪いAは、まだ頭がボーッとしている。
さらに玄関まで出ると、乗り慣れた白いリムジンが今か今かとAを待っていた。
Aはウトウトしたまま鏑木に連れられて、一緒にリムジンに乗り込み、
高校へと出発する。
鏑木「お誕生日をお祝いするメッセージが届いております。『ルイ・ヴィトン会長のベルナール・アルノー様』『小説家のJ・k・ローリング様』『フェイスブック会長マーク・ザッカーバーグ様…』
A「………」
一女子高生のために、世界中の有名人
からお祝いの言葉が届いてた。
そこで半分寝ていたAの意識が
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あい(プロフ) - 来唯聖さん» 本当ですか、嬉しいです、! (2018年2月19日 2時) (レス) id: be1e8852c4 (このIDを非表示/違反報告)
来唯聖 - とっても面白いです! (2018年2月18日 9時) (レス) id: d34afac5dd (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - 美香さん» はじめまして!リンリンも頑張って2人((名前)と尚)様子見しながら出していきますね! (2018年1月25日 4時) (レス) id: be1e8852c4 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - ユヅさん» 面白いなんて…!ありがとうございます!頑張ります!! (2018年1月25日 4時) (レス) id: be1e8852c4 (このIDを非表示/違反報告)
美香 - 初めまして!続き頑張って下さい!リンリン早くでてほしい (2018年1月24日 16時) (レス) id: 56b9cb16b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あい | 作成日時:2018年1月17日 21時