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『女の私より可愛いとかマジで辞めて欲しいんだけど』



三途
「嬉しくねぇんだわ」



竜胆
「もう死にたい」



『…三途と竜胆さ、喋らないでくんない?』



三途
「え?」



竜胆
「急に酷くね?」



『あ、いやそういうことじゃなくて。


声でバレる』



三途
「もういっその事バレて潜入調査失敗の方がいいかもしれねェ」


竜胆
「そうだそうしよう」



『やめろお前ら』



『あと三途はマスクして。傷』



三途
「ん」



ガチャッ



店長
「どぉーもぉー♡

この店の店長の雨宮 玲香よ♡」



部屋に甘ったるい香水の匂いが広がる



この匂い嫌いだな



『…どうもぉ!今日1日お世話になります


山本 あすな です!よろしくお願いしまぁす!』



店長
「元気な子ね♡じゃ、次はそちらのピンク色の子!」



三途
「…」



店長
「…あら?」



『え、あ、あぁ!


ごめんなさい…この子と隣のもう一人の子は今日喉がガラガラで…


恥ずかしがり屋なのでガラガラの声を聞かれたくないみたいなんです…』



店長
「あらそうなの?恥ずかしがり屋さんなんて可愛いわね♡」



三途
「…」


竜胆
「…」



視線が痛いなァ…泣



店長
「じゃあ、私は少し仕事があるから席を外すわね♡またねぇ♡」



ガチャ



『(シーっ)』



三途
「コクッ」


竜胆
「コクッ」




私達は音を立てずに服や部屋の隅々を見渡したり、探したりする。



あの女…私達に必要以上にベタベタと触ってきた。



盗聴器などが仕掛けられていてもおかしくない




『…!(あった)』


早速1個目発見


トントンっ



『?』



三途
「(これ)」



三途の手のひらには2つの盗聴器



竜胆
「(ん)」



竜胆の手のひらには1つの盗聴器



皆で一斉に盗聴器の電池を抜く



『…よし』



三途
「あのババアもスクラップだな」



竜胆
「好きにしろ」



私達が入った時には盗聴器や監視カメラ等は無かったが、あの女が戻ってから盗聴器などが見つかった。


つまりそういうことだ



『結構警戒した方がいいっぽい』



三途
「ワンチャンこのキャバ全体がグル説あるぞ」



竜胆
「どっちにしろ全員を騙すんだ。気は抜くなよ」



『ったりめぇよ』

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作者名:いおた | 作成日時:2021年9月22日 2時

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