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三途
「チッ…元てめぇの所の部下は一体どこで道草食ってんだァ?」



「…おかしいなぁ。あいつ今まで寄り道なんてした事ねぇよ?」


三途
「…」



「…俺行くわ」



三途
「早く回収してこいよ


あいつが帰ってこねぇと俺も帰れねぇんだよ」(今日の鍵当番)









GPS的に…ここか?



あ、俺が付けたわけじゃねぇよ?元々俺らの携帯に入ってんの。互いの位置がわかるように




ガチャッ



「蘭ちゃんがお迎えに来てやったぞ…」



扉を開けた瞬間に目に入ったのは



『何レディの服破いてくれちゃってんの?これ結構お高いヤツなんだけド』


下着姿の部下…同僚と



モブ
「ヒッ…も、許してください…」



命乞いをする男の周りに散らばった死体達



『…て、蘭さ…いつからそこに?』




「ついさっき…どんなプレイしてんの?」



『いやそういうのじゃないですから』



パァンッ



モブ
「あ"っ…」



『これで終わり…』




「で?」



『はい?』




「これはどういうことかな?」



『仕事帰りに襲われるて眠らさせられ、気付いたら下着姿で男に馬乗りされてました。』




「ヤ.った?」



『やると思います?あんなブ男と』




「面食いかよ」



『…あの、なにか着るもの頂けませんか?』




「ん?あー…俺の上着でもいい?」



『ありがたき幸せ』




「はい」



『ありがとうございます』




「なんかエ口いね」



『この状況でそれ言える蘭さん相当ヤバいですね』




「相当言うようになったね。


あ、敬語」



『…急には無理なので自然に抜けるの待ってくれません?』




「別にいーよ。」


『あざす』









「で、今のAが居る、と」



『わー懐かしー』



竜胆
「前は清楚系って感じだったな」



『反社所属の清楚系女子とかウケるんだけど』



竜胆
「それもそうか」




「…あれ?あん時は胸あったよね」



竜胆
「…あそういえば確かに」



『だって今潰してるもん。』




「えっ…」


『…サラシでな?今絶対物騒な事考えてたでしょ。ねぇ』


竜胆
「お前の言葉足らずだろ」




「そーそ、蘭ちゃん悪くねーもん」



『うわアラサーがもんとか言ってる。うわ』




「未だにタバコ吸えねぇガキに言われたかねぇわ」



『あ"?

私より酒弱いくせに調子乗ってる?』



竜胆
「これでも一応元上司と部下なんだもんな。世界って不思議だな」



『お前が語るか』

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作者名:いおた | 作成日時:2021年9月22日 2時

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