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草壁「それでは失礼させて頂きます、委員長、アニさん!」
また深く頭を下げた草壁さん(名前教えて貰った)は、並盛中の見回りをしに去っていった。
雲雀「ゴメン、A兄さん」
『気にしないで?それに草壁さんとも仲良くなれたし、ね?』
雲雀「うん・・・。A兄さんはいつまでコッチに居れる?」
『ゴールデンウィークは全部コッチに居るよ』
雲雀「本当?」
ゴールデンウィークという言葉に反応した恭ちゃん。
ワァオ、可愛い。
『うん、ホントホント』
雲雀「やった、嬉しい」
ふにゃっとした顔で抱き着いてくる恭ちゃんに癒された。
前世では恭ちゃんの事怖いと思ってたけど今は・・・うん、可愛い←
雲雀「家に来るの?」
『うん。元から恭ちゃんの家に行く予定だったからね。・・・ダメだった?』
雲雀「そんな事ない。ただ去年から母さん達が居ないから・・・」
『成程ね。海弥さんと
雲雀「早くて3年後」
『ありゃりゃ。じゃあゴールデンウィークまでと言わず、海弥さん達が帰ってくるまで居候させて貰おうかな?』
我儘だった?と言うと恭ちゃんは首を横に振って、
雲雀「全然。寧ろ僕からお願いするよ」
『ふふっ、分かったよ。暫く住むんだから洋服取ってこないとだね』
雲雀「持ってこなくていい」
『何で?』
雲雀「僕が買ってあげるから」
ワォ、流石御曹司。さらっと言うね。
でもまぁ、お言葉に甘えちゃおっかな?
雲雀「それより早く家に帰ろう?」
恭ちゃんはいつの間にか持ってきたバイクに跨っていた。
僕も続いてバイクに跨った。もちろんヘルメットも借りたよ?
雲雀「久しぶりだからちょっと飛ばすよ」
『わかった』
エンジンを蒸して走り出した。
バイクはとても速く、景色をコロコロと変えた。
それをぼうっと眺めていれば、あっという間に恭ちゃんの家に着いた。
『お邪魔しま・・・』
いつもの癖で〈お邪魔します〉と言いそうになったので、慌てて言い直した。
『じゃなくて、・・・ただいま』
雲雀「おかえり」
〈ただいま〉と言って〈おかえり〉と帰ってくるのは、心が暖まる。
『恭ちゃんもお帰り』
─★─★─
ちょっとだけ設定
雲雀
恭弥の父親
恭弥と海弥、Aが大好き
世界を飛び回る社長
ラッキーキャラ
ランボ
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CAN(プロフ) - フユキさん» フユキさん、ありがとうございます!年を越し次第試してみようと思います! (2017年12月26日 0時) (レス) id: 851af0ac90 (このIDを非表示/違反報告)
フユキ(プロフ) - リンクを繋ぐ場合は、まず新しく作った小説のURLをメモしてパート1の続編へのリンクって所に書いて保存すると繋げるはずです。 (2017年12月26日 0時) (レス) id: 3b75a384a9 (このIDを非表示/違反報告)
CAN(プロフ) - 猫夢さん» ありがとうございます。メリクリっす!更新しようにも、暇が見つからないものでして・・・冬休み中も暇なら良かったんですがね・・・まぁ、ぼちぼち更新していきます。 (2017年12月25日 16時) (レス) id: 851af0ac90 (このIDを非表示/違反報告)
猫夢(プロフ) - クリスマスの番外編、良かったです!!恭ちゃん可愛かったです!CANさん、メリークリスマスです!これからも更新楽しみにしております! (2017年12月25日 16時) (レス) id: a2db32c1c9 (このIDを非表示/違反報告)
CAN(プロフ) - 姫花さん» ありがとうございます!応援のコメントを見るたび、頑張ろうってきもちになれます!これからもよろしくお願いします! (2017年12月25日 16時) (レス) id: 851af0ac90 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:CAN x他1人 | 作成日時:2017年10月24日 1時