【番外編】X'mas ページ46
これは僕と恭ちゃんが、齢6歳の時にあった出来事だ
──────────
『今日はクリスマスだねぇ』
雲雀「A兄さんは何か欲しいものとかないの?」
欲しいもの、ねぇ・・・
恭ちゃんと一緒に居られれば別に何も要らないんだけど、恭ちゃんの事だから僕に秘密でプレゼントを用意するのだろう。
長く恭ちゃんと居るから、恭ちゃんの考えてる事が手に取るように分かるよ。
って事なので、
『欲しいものか・・・そうだね、恭ちゃんとお揃いのが欲しいな』
雲雀「!!・・・わかった!」
『逆に聞くけど、恭ちゃんは何が欲しいの?』
雲雀「僕?僕はね・・・」
うーん、と考える恭ちゃんが可愛い←
そしてピーンと何か思い付いたように顔を輝かせた。
雲雀「あのねっ、僕が欲しいものはね───」
──────────
そして夜。
毎年恒例の、雲雀家の皆様とクリスマスパーティーです。
え、そんなの聞いてないって?
当たり前でしょうが。言ってないんですから←
海弥「A君、MerryX'mas!」
おおう海弥さん、発音がすごいですね。
『メリークリスマスです、海弥さん』
海弥「これ、私からのクリスマスプレゼントよ」
気に入ってくれると良いのだけれど・・・と、大きいけれど薄めの箱をくれた。
少しずっしりとした重みが感じられた。
まさかと思い、丁寧に開けてみると・・・
『・・・・・・ワォ』
なんと最新型のノートPCだった。
こんなもの貰って良いのだろうか?
『コレ、高かったんじゃ・・・』
海弥「いいのよっ!A君の為に選んだんだから。貰ってくれる?」
『・・・はいっ!』
パソコンをギュッと抱きしめ、笑顔で答える。
海弥さんも笑顔で撫でてくれた。
?「えっと、A君・・・コレは僕から」
ハンサムな男性が、控えめな態度で僕に話し掛けてきた。
見た感じキリッとしているが、実は中身がヘタレな恭ちゃんのお父さん。
恭介「一生懸命、選んだんだ。使ってくれたら、嬉しいかな・・・」
『嬉しいです!ありがとうございます!』
貰った箱の大きさは、片手で持てる小さな箱だ。
コレも重さがあり、機械系統の物だと察した。
開けてみれば、
『・・・ワォ、スマートフォンだ』
なんとビックリ、スマートフォンだった。
NEXT!
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CAN(プロフ) - フユキさん» フユキさん、ありがとうございます!年を越し次第試してみようと思います! (2017年12月26日 0時) (レス) id: 851af0ac90 (このIDを非表示/違反報告)
フユキ(プロフ) - リンクを繋ぐ場合は、まず新しく作った小説のURLをメモしてパート1の続編へのリンクって所に書いて保存すると繋げるはずです。 (2017年12月26日 0時) (レス) id: 3b75a384a9 (このIDを非表示/違反報告)
CAN(プロフ) - 猫夢さん» ありがとうございます。メリクリっす!更新しようにも、暇が見つからないものでして・・・冬休み中も暇なら良かったんですがね・・・まぁ、ぼちぼち更新していきます。 (2017年12月25日 16時) (レス) id: 851af0ac90 (このIDを非表示/違反報告)
猫夢(プロフ) - クリスマスの番外編、良かったです!!恭ちゃん可愛かったです!CANさん、メリークリスマスです!これからも更新楽しみにしております! (2017年12月25日 16時) (レス) id: a2db32c1c9 (このIDを非表示/違反報告)
CAN(プロフ) - 姫花さん» ありがとうございます!応援のコメントを見るたび、頑張ろうってきもちになれます!これからもよろしくお願いします! (2017年12月25日 16時) (レス) id: 851af0ac90 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:CAN x他1人 | 作成日時:2017年10月24日 1時